ななごの部屋(リウマチとともに)それから

リウマチとともに歩みアクテムラのおかげで安定してきた私。もっと溢れるように生きたい☆2013/1/1開店☆

ニコニコ靴工房へ

2014年11月14日 | 病院
晴れ。朝晩は寒い。
朝、10時予約のつもりで近くの呼吸器内科に行ったら、
受付の機械から予約が出てこない。
変だと思ったら、今日は先生が居なかった。
半年くらい前に予約していたのだけど。

そういえば、電話がかかってきたのを思い出した。
それで予約を変更したのだ。
1週前に。
カレンダーに書き込み11月7日で納得していたのに、
電話があったのを忘れていた。
予約票が引き出しから出てきたので、
14日、とすっかり思い込んでいた。
変更の電話も3ヶ月以上前にあったと思う。

あああ、病院で21日に改めて予約をし直した。
今日は体調がいいのでインフルエンザの予防接種をお願いしたいのですが、
と言ったけど、
今日は呼吸器の先生が不在だし主治医にやってもらったほうがいい、と説得されてしまった。
忘れっぽくなったなあ、と思う。

午後からニコニコ靴工房の予約が有るので、
時間を喫茶店でつぶす。
サンドイッチを食べながら、
手紙の下書きを書く。

そして午後1時前にニコニコ靴工房に着く。
去年、靴を作ってもらってから1年くらい経つ。

少し痩せたようなご主人。
今日はM子さんは、いないんですか?
と聞いたら、
「亡くなりました」と聞き、驚いた。

以前より入院したりはしてたみたいだけど…
手際良く仕事をするM子さんを見ていたら、
もう、快くなったのかしら、
と思っていた。
ここは装具屋さんだから、
靴も装具としての靴で
足の悪い人が、足の形に合わせて作ってもらう。

靴を足の形に合わせて作るのは、ものすごく技術の必要な仕事だし、
M子さんの代わりはいない、
と聞いた。
今年の5月25日に亡くなったそうで、
49歳だった。
すごく残念だ。

型紙から靴を作る作業は手間のかかる作業で、
仕事も溜まっているようだ。
新規のは休んでいたが現在は受けている。

ここの靴が有るから、私は今、歩けている。
猫が好きで、店の猫をよく抱いていた。
写真のそばに猫の小物の写真もあった。

M子さんは、型紙を綺麗に整理して仕事がしやすいようにしていったそうだ。
なんとも、やるせない話だ。

しばらく、ご無沙汰していた自分を少し反省した。
M子さんみたいな人を職人って言うのだろうと思う。
言葉少なに、器用に長い指が動き、
自然に荷物を持って車まで送ってくれた人だった。
さびしい。。。

ニコニコさんの猫、シャアオ君。

〒360-0814
埼玉県熊谷市桜町2丁目4−1
ニコニコ靴工房(048-521-5537)
現在は営業しています。

★靴を縫う細指寒しすりよる猫(靴職人Mさんを悼む)★









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