朝、いい塩梅に目が覚めた。
久しぶりに散歩にでた。
玄関のドアを開けると、
空気が違う。
軽井沢みたいだ。
ひんやりと心地よい。
公園に着く頃には朝焼けになっていた。
まだ、日の出はしていない。
歩く人たちが数人と、赤いシャツを着て走る人。
土手ぎわにきて、子猫の声がした。
大きな声がさみしそうに聞こえる。
探して角を曲がると猫の走った先に、
1匹の親猫と、子猫が3匹いた。
通りがかりのおばさんと、
すこし話した。
おばさんは、
どれ1匹もらっていこうかと言っていたけど、
4匹寄り添っていたので、あきらめたようだ。
土手に上がる頃には太陽が高く上がっていた。