私が漫画を読み始めた頃、りぼん、なかよし、マーガレット、少女フレンドなどでも男性漫画家さんが活躍されていました。
例をあげるなら横山光輝、東浦美津夫、赤塚不二夫、保谷よしぞう、吉森みきお、ちばてつや、楳図かずお、浜慎二、江原伸、関谷ひさし、巴里夫。。。などなど。発売
横山光輝の「金色のキューピット」、「ちびっこ天使」、「魔法使いサリー」
「金色のキューピット」は私がりぼんを読み始めた頃にはすでに連載していた。
「ちびっこ天使」は天使のチルルとマルルが人間のことを勉強するために人間界に降りて人間として活躍すると言うストーリー。
「魔法使いサリー」は最初は「魔法使いサニー」でしたね。
聞くところによると当時日産の車、と同じ名前だから途中でサリーに変えたとか。。
東浦美津夫さんの作品を初めて読んだのは「ふりそで剣士」
フレンドで連載してた「こんにちはお嬢さん」も面白かったです。
東浦さんの作品で「石の顔」と言う漫画が週フレで連載してたのを読んだことありますが凄く怖かったですね。
願い事をかなえてくれると言う石の面ですが願い事が叶う代償として必ず自分の身に恐ろしいことが降りかかると言う話でした
主人公のお姉さんが200万円を欲しいと願いを翔けた代わりにお姉さんは仕事中に機械に巻き込まれて死んでしまいます。
最後はどうなったんでしょうね?
その辺は覚えてないんですよ。
ただ、怖かったと言う印象だけが記憶に残ってます。
赤塚不二夫の漫画は「ひみつのアッコちゃん」はもちろんですが「キビママちゃん」と言う作品もありました。
お父さん、長女テツコ、長男カオル、次男?、次女?
と言うお父さんと4人の子供たちのいる家庭にお手伝いさんが来てグータラでどうしようもない家族たちを厳しく指導します。
連載開始の時、「ママみたいに厳しいから」「あいつはキビママだ」と言う台詞があったのを覚えています。
保谷よしぞうはりぼんのカラーシリーズでも「銀のカンテラ」って言う作品があったなあ。。
確かマーガレットかフレンドでも連載してたと思いますが。。
私が覚えているのは警察が犯人を追いかけてて一発の銃弾が主人公の少女のお父さんに当たりお父さんは亡くなってしまいます。
その少女の父を撃った警察官が幼馴染?の少年の父親でした。
それが元で少女と少年の間は険悪になります。
でも、やがて少女は不治の病にかかってしまい後わずかの命と宣告されます。
学校の先生と同級生が卒業式に出られない少女のために一人だけの卒業式を行ってくれます。
ラストはどうなったのか覚えていません。
また、別の話では両親のいない二人の姉妹が暮らしているところに記憶喪失の女の人が現れます。
行くあてのない女性は二人の家に一緒に住むことになるのですが女性を母親のように慕う妹は自分の母親になってくれるよう頼みます。
姉妹と女性との穏やかな日々が何日か続きますがやがてふとしたことで女性は記憶を取り戻しもといた家族のところへ帰ってしまいます。
姉妹は女性を探して周りやっと見つけますが女性は記憶を失っていた時のことはすっかり忘れていました。
妹のほうは「ママ~!」と、泣き叫びますが姉が上手くその場をごまかして後で妹には「あれは確かにママだったけどママは元の家族のところで幸せに暮らしてるんだから〇〇ちゃんもママの幸せを喜んであげてね」みたいなことを言って妹を納得させます。
ちょっと悲しくて切ないラストでした。
タイトルは覚えていないのに内容だけは結構鮮明に覚えてるんですよね(苦笑)
私が小学生の頃に怖い漫画といえば楳図かずおさんもそうですが後、池川伸治、江原伸、浜慎二とかありましたね。
江原伸さんの「紅あざみ」は今でも怖かったのを覚えています。
池川伸治さんの作品は貸本でよく読んでましたが週刊マーガレットで「わたしを見ないで」と言う作品が連載されたことありました。
吸血コウモリにまつわる話で少女が血を飲んで吸血鬼に変貌していく様が怖かったですね。
池川さんは絵柄も内容も当時の少女漫画にはちょっと過激すぎて合わなかったのか2作品ぐらいで少女漫画雑誌からは消えてしまいましたね。
関谷ひさしさんの漫画は3歳上の兄が「少年」を毎月買ってたのですがそれに掲載されていた「ストップ!にいちゃん」が凄く面白くて毎月笑い転げながら読んでました。
特に「はくほうどうさん」と言う怪しげな?マッサージ師と勇一との関係がたまらなくおかしかったです。
そして、幼馴染のサチコ、弟の賢二、お隣に引っ越してきたアメリカ人のハリーとその弟。などなど。。どれもいいキャラでしたね。
関谷さんの作品はりぼんでも何作か描かれています。
「山の子ユリ」ともう一つ、お父さんが開業医をしてる女の子が主人公で名前は。。。何て言ったかなあ?思い出せない。
巴里夫さんの「あくしゅでポン」、「5年ひばり組」、カラーシリーズで読んだ「さよなら三角」、「チビとノッポの物語」、「ふたつ星の旅」、「ちびっこ先生」など。
「ふたつ星の旅」は貸本でも読んだことあるのですが赤ちゃんだった妹が子供のいない夫婦に貰われていくときに妹の名前を呼びながら去っていく車を必死で追いかける主人公の姿が今でも思い出されて涙が出ます。
巴作品はああいうところが凄く上手いなあと思います。
鈴原研一郎の「シャーリーの冒険」、「レモンの年頃」、「ハロー天使さん」
後、「ルリ子がふたり?!」、などのミステリー作品もありましたね。
この方の戦争ものも感動的で良かったです。
川崎のぼるさんも一時期少女漫画でよく描かれてました。
カラーシリーズで読んだ「泣かないでもう一度」、「黒い天使」は良かったです。
「黒い天使」は今だったら人種差別の問題で引っかかったかもしれませんね。
もう一つ、時代もので元々、侍の人が親のない孤児を養ってるというストーリーである日、角兵衛獅子の女の子が親方にひどい目に合わされてるのを見て女の子を酷い主人から助けます。
女の子口が利けなくてなかなか打ち解けませんでしたが一人の男の子の誠意のお陰でみんなと打ち解けるようになりました。
これもタイトル忘れちゃったんですよね。
内容はしっかり覚えてるのにね(苦笑)
後、カラーシリーズの「おおひばり、たからに」、「この丘で泣いてくれるな」もありましたね。
「おおひばりたからに」は白血病の少女とサッカー少年との淡い恋でしょうかね。
「この丘で泣いてくれるな」はたぶんオードリー・ヘップバーン主演の「許されざるもの」にほぼ似てるのであれが原作じゃないかと思います。
芳谷圭児さん>「母子草」、「星空のマリア」が好きでしたね。
「星空のマリア」はクリスチャンである主人公がバタ屋?と言われている貧しくて蔑まれている人たちを救おうと一生懸命になっています。
これって、実際にあった話なんですかね?
最後につのだじろうさん。
「心霊教室」とか心霊ものを漫画にして描かれていたので有名ですがその昔はりぼんで何作か名作を描かれています。
「野菊咲く丘」、「悦っちゃん」は良かったですね。
それから竹本みつるさんってのもいました。
たぶん男性なんじゃないかと思われますが「クリスマスのゆびきり」など父親と娘の愛情を上手く描かれてて小学生だった私は何度も読み返しました。
他にももっともっと活躍された男性漫画家さんいると思います。
ほんとにいい時代でしたね。
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