葉っぱのミカタ4

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セローム

2008-03-13 19:52:17 | 100均観葉図鑑「さ」

フィロデンドロン・セロームといいます。

名札の「セローム」では調べにくい(私ご愛用の本には載ってない)のでご注意。

ヒトデカズラ、とも呼ばれるようです。

お店での愛称は「セロ」。

なんかそんな名前のマジシャンがいたかな・・・。まあいいか。奇抜な変貌を遂げる子だし。

当店に入荷するフィロデンドロン一族の中では、1,2を争う人気者なので

特に手がかからない子です。…というかあまり付き合いのない子です。 

 

*育て方*

明るさ

普通(半日陰を好む)

暗さ

強い(明るい室内ならどこでも)

寒さ

強い(5度まで下がっても大丈夫)

水やり

普通(土が乾いてからたっぷりと)

葉水

好む(霧吹きで保水しましょう)

 

■売り場での様子■

 

当店に入荷するフィロデンドロン一族は

フィロデンドロンシルバーメタルクッカバラ、セローム、です。

その中でも人気のセローム。

このブログ冬眠中に、次々入荷してきております。

でも新顔ではありません。稀に、ごくごくたま~に、入荷していた子です。

というわけで、今回久しぶりの再会だったのですが、第一印象は

 

あれ?クッカバラと見分けつかないぞ?

 

でした。

クッカバラの方が、やや葉の幅が狭いか?ってくらいです。

そっかー。こんなんだったっけかー。と変な感慨に陥ってしまったくらいです

 

それはお客様も同感だったのか(?)

この冬せっかく入荷したセロームは、ほとんど見向きもされず

同時に入荷していたクッカバラが、売れる売れる~。

セロームばかりが残ったトレーを見て、なぜに?!と内心解せなかったのですが

最近になって、ようやく売れ始めました。

 

「そういえばクッカバラじゃなくてセロームだったわね!私たちのアイドルは!!」

 

と言わんばかりの、ようやくセロを思い出されたかのような動き。

 

よかったなあセロ!アイドルの沽券を取り戻せてな!

 

とセロには満面の笑みですが、一方、あまりにも短いモテ期が過ぎ

悄然としているかのようなクッカバラには、慰めの言葉もありません。

トレーには、お定まりのようにクッカバラばかりが残っております。

 

ただ幅が広いか狭いかの違いだけにしか見えないというのに。

植物界のアイドルの地位は、今一つ、理解に苦しみます。

 

 

■七咲おすすめポイント■

 

クッカバラの項目でも書きましたが、葉っぱは、ぎっざぎざになります。

写真で見えている葉は、子供の葉だと思われます。

大人の葉は、葉脈に沿って切れ込みが入り、その見た目の違いに驚きます。

クッカバラの記事を書いた時には

ウチの子(ミニ観葉)と立派な子(普通の観葉)の葉っぱのあまりの違いに

 

ほんとに同じ植物か?! 

 

と、延々、ネット検索しまくったほどです。

ネットサーフィンであまりにも遠くに流され果てた末に漸く

ウチの子の葉っぱと立派な子の葉っぱが一緒に写っている鉢植えを見つけ

喝采を浴びたほどです。私が。私に。(悲しい独り相撲)

 

そんなところまでクッカバラと同じですが

このセロは、うちの図鑑に普通に、2種類の葉っぱが写っていました。

先にセロの記事を書いていれば、あの遥かな旅はなかったんだな、と思うと

人生、何が先で何が後にくるかで、大きく転機が左右されるのだなと実感しました。

こんなヘロいブログで人生観まで語りだす始末です。

 

そんな感じで、人間一回り大きくなったもんだ、としみじみするように

セロも、ぎっざぎざの葉っぱが生えてきたら

「お前もついに一人前だな!」 と、並々ならぬ感慨に浸れることでしょう!

ぜひその日を楽しみに、お待ちください!

 

私も待っております!

 

ぎっざぎざになったら教えてください!