冬の間、はらり、はらり…、と葉っぱが落ち続け、
よもや、「最後の一葉」のような結末を迎えるのではあるまいな?
と、毎朝毎朝、心配し続けたプシュードサンセマムのプシューサン。
それぞれの枝に、仲良く2枚づつ葉っぱを残して春を迎えられました。
七咲が色紙で葉っぱを作り、枝に貼り付け貼り付けするような、
何かを誤魔化す羽目にならなくて本当に良かった!
(小説は美談ですが、七咲がそれやると偽装工作だから)
葉っぱ工作員にならなくて済んで感謝のプシューサンには、
越冬耐久賞を捧げます。
越冬完了のしるしは、この新芽です。
3月上旬に、ちまっと可愛い新芽発見!
今現在、2本目の枝にも新芽が出てきました!!
よ、良かった!これでもう安心だ!!
1本目の新芽は七咲の願望のあまりの幻覚じゃなかったんだ~(感涙)
という安心です。
まだまだ気は抜けません。抜けませんよ。
勝って兜の緒を締めよ!
が、今のところの、プシューサンとの朝の挨拶です。
じゃあ兜を脱ぐのはいつなのか。
5月!5月です。蒸れるから。
…ではなくて、植え替えを予定しております!
植え替えるほど成長しているわけではないのですが、
去年一年プシューサンを見ていて、
新芽が出る、下葉が落ちる、新芽が出る、下葉が落ちる…
という状態を繰り返していたので、ちっとも大きくならず(枝は伸びたが)
この冬の越冬に不安感ばかりをもたらしたので、
このココポットに問題があるのではないか?と思い、鉢に植え直す事に決定。
鉢カバーでもいいのですが、これは本当に蒸れそうなので
やはり慣れ親しんだ鉢に植える方が、楽です。
その際、この下の方の葉っぱがちょっと邪魔なんですが。
去年の秋の終わりごろに、いきなり顔を出した新芽が
冬に突入して、成長を止めてしまい、こんな中途半端な状態に…。
鉢に植えるには、ココポットを完全に土に埋めてしまうので
当然この子も埋まってしまう事になる為、やや躊躇いが残ります。
マメとかガジュ丸とかを見ていると、小さいまま冬を迎えた新芽は
春になっても大きくならない
という感じなので、たぶんこの子ももうココどまり。
何を思っての事なのか、随分、邪魔な位置に生えてきたな、という状態ですが
プシューサンとはラブラブではないので、その真意を問いただせない!
気弱にぼやけた関係です。
(これがマメとかだったら、何の嫌がらせだー!!とか怒れるのに)
そんな感じで、ぼんやりしたプシューサン。
春になって、葉っぱが緑っぽくなってきました。
冬の間は紫の方が強く、むしろどす黒い葉っぱだったのですが
春から秋の間くらいは、こうして緑色が勝って、紫は薄桃っぽくなります。
なかなか、面白いです。
春から秋の成長期には、緑をいっぱいに広げて光合成、
冬には黒を広げて、太陽光を少しでも多く吸収、という感じなのでしょうか。
そんな頑張りを見せてくれる可愛い奴なのですが
やっぱりどこかよそよそしいのは、プシューサン。と「さん」づけだからか。
それとも、「プシュー」という気の抜けた音のせいなのか。
ちょっと案直な命名も考え直さなくてはならないな、と緒を締めております。
プシューサンの過去記事
2008年(コチラ)…やっぱりよそよそしいよ編
お店記事
緑バージョン(コチラ)…コメントで詳しい情報を頂いてます、必見!!
紫バージョン(コチラ)…うちのプシューさんはこっち。(解るって)