葉っぱのミカタ4

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アジアンタムの春、その2

2009-04-09 08:15:18 | アジアンタム

アジアンタムです。

だいぶ、ふんわりしてきたでしょうか。

この調子でいけば、購入時のあの美しい姿に戻るのも夢じゃない!

と、毎日毎日にやついていました。

しかし、この三日後。

 

チ~リ~チ~リ~だ~!!

 

と、炊事場で絶叫した朝。

 

昨日はお出かけしてそのまま夕飯が外食だったので、昨日の朝見たっきりでした。

たった一日で、こんなにあっという間にチリチリになるほどの何があったのか?!

 

何があったのかって。

 

水切れだ。

 

たーらららー たーら たーららーららー♪(葬送行進曲)

 

 

  

再三書いてますが、

本当にこのシンク台の上に置いてからター坊の調子が良く、

冬の間は週1ほどの割合でしか水をやっていませんでした。

あとは流し場の湿度と、たまに霧吹きで葉水。

これだけで、余裕で乗り切っていたので、

なんとなくこのペースで良いような気がしてたんですが。

 

さすが、春!

これが春!!

冬眠から目覚めた熊が腹をすかしてうろつく春!

脅威!猛威!餓えた奴らに気をつけろ!それが春!!

ああ春って素敵~♪…というばかりではないんでしたね。

冬眠から覚めたター坊の、怒りの鉄鎚を、がっつりくらってしまいました。

 

このター坊の鉄鎚のお陰で、七咲も冬眠ボケからハッキリ目が覚めましたが、

そういえば春になってここのところ、

格段に植物たちの水の吸い上げスピードが増してます。

ものすご乾くの早っっ!!

って感じです。

冬の間、怠惰な水やり具合で楽させてもらっていましたが、

これから気を引き締めなくてはなりません。

 

気をひきしめてもター坊のチリチリには手遅れなんですが、

一縷の望みにかけて、水をやっておきました。

半ばあきらめて、「まあ丸坊主にすればいいわ」と諦観していたので

写真を撮っていませんでしたが、全体的に、こんな感じでチリチリ。

ター坊が一度拗ねてチリチリになると、潔く切っちゃうのですが

今回はツンデレ(チリチリ一歩手前)だったのか、

夕方には8割がた復活していました。(上の写真は復活しなかった2割)

おおう、ター坊!機嫌を直してくれてありがとう!!

…単に丸坊主にされるのが嫌だったのかもしれませんが。

(ター坊に関しては丸坊主にする事に躊躇がない七咲を知っての事か)

このチリチリは何度経験しても心臓に悪いのに、

どうしてこう何度も何度も経験してしまうのでしょうか。

マゾなんでしょうか。

 

  

この、ツンデレ事件のお陰で思い出した存在。

そういえば~、胞子を取り出す作業をしてたんだったよね~、私たち~。

ということで、神だなまがいの場所にまつっていたター坊の枝を取り出す。

チリチリにはなっていますが、乾燥しているという感はなく、

この様に胞子もついたままの状態。

うまく胞子を取り出せていないような気がします。

本の挿絵には、袋のそこにたんまりたまってるのにな…。

袋の底にも、胞子らしきものは発見できず。

 

もうこれ、自分でこそぎ取っちゃったらダメなのかな。

 

などと、やや飽きる。(何もしてないくせに)

こそぎ取らなくても、この葉っぱを土の上にかぶせておいたらダメなのか。

自然界ではそうやって殖えるんじゃないのか。

いや、やっぱ飛ぶのか。自力で飛ばない子は生き延びられないのか。

しげしげ眺めながら、他愛もない事を考えていたものの。

 

まあ飽きた事だし、もう少しほっとこう。

 

と、再びまつっておきました。

次に思い出されるのはいつのことなのか…。

 

前日の「月刊七咲家 4月号」を作成後に、かろうじて復活。

なんとか事無きを得たター坊の、チリチリになった枝を切っておきました。

 

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