放任しすぎて、とぐろをまいていたメイゲツが
とうとう変色してきてもう駄目かも!
という、無念の刃を振り下ろしてから、やや1カ月。
それまで室内でネコかわいがり状態(放任しながらネコかわいがり)
だったメイゲツを、この機にベランダに大放出!
ベランダでも育つなら良し、ベランダ族として第二の人生(草生?)を
勝手に生きていくがいい。
と、再び放任。
メイは可愛いけど、メイゲツはそれほど好みじゃないんだ…
というのが、メイ放任の最たる問題です。
切って、挿し木状態にした子はコチラでまとめ保育。
真ん中の一本の根っこはさすがに枯れてきましたが(根ざし失敗!)
他の葉はそれぞれ、頑張っているような、だらだらしているような。
小さい芽が出てきている葉っぱもありますが、まだそれほど変化はありません。
中にはややしわしわになってきているものも。
このまま様子をみて、芽や根が出てきたら、
鉢上げ(?)しようと思っているのですが、まだまだかかりそうです。
で。
こちらは切られて残った方。
葉っぱが痛んでいたので、
病気だったとすれば、このまま育てるのもどうだろう?
と、ペットボトルを切ってつくった簡易鉢で様子を見ていたら
次々芽が出てきました。
切り取った茎のところから、また茎の葉の付け根から。
どこからでも芽を出すので、以前のような姿に戻るのも時間の問題かと…。
なんのために剪定したのか、わからなくなる成長ぶりです。
木物の選定は重要性が大事なのは理解してきたのですが
多肉の剪定はいまいち、意味が判りません。
とくにメイなんて先端が可愛いのに、先端を剪定してしまったら
残った茎の何を鑑賞するのかね?
って話ですよ。
ずっとそう思っていたのですが、今回剪定してみて
問題はそこじゃなくて
剪定すれば倍々で増えていく
っていう方がよほど困ったことになりはしないか?という困惑でいっぱいです。
根っこから体を支えているメイの茎は細いので(立たずとぐろを巻くほどに)、
そんなにあっちからもこっちからも芽を出されて
その芽が全部、あの「でっかい頭」に育ってしまったら!
とぐろを巻くどころの騒ぎではないような気がします。
ブーケ!ブーケですよ、メイの一人ブーケ!
…あ、可愛いかも。
と、ちょっとその姿を想像して思ってしまいましたが
果たしてその時、メイは茎が折れるか折れないか?の瀬戸際では?
メイの運命は、とぐろか、ブーケか。
病気で廃棄処分するはずだったメイが
ベランダで野生的に育っているのは嬉しい事なの(かも)ですが
ちょっと仕立て方を、真剣に考えます。
それほど好みではない子の事を、こんなにも熱く考えないといけないのも
園芸の面白さ、なのでしょうか。
メイの過去記事
2009年7月・・・剪定する前のこの姿に、戻るや否や?