何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

桜散る頃

2018-04-03 21:35:54 | 
桜の花が散る頃
手紙も途絶えて
久しぶりに見た君の手には
もう指輪はなかった

激しい感情の波に溺れた僕は
すっかり泳ぎ疲れて
何もかもを君のせいにして
泳ぐのをあきらめた

元気でいますか
僕は相変わらず春が嫌いです
そこも君とは違ってた

答えは決まっているはずなのに
どうしてこの心は
こんなにも揺れるのだろう