何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

2018-11-28 22:16:58 | 
あなたと出会ったあの日
私の心は深い青に染まったまま
絡みつく愛の残骸を抱えて
なにかを探していた
分かり合えるはずもない
それぞれの孤独と傷を
分かったふりで慰め合って
寒い朝は体を温め合った
それはそれは
美しい夢のようだった
霧がかっていた道の先には
虹も見えた
それはそれは
眩しい光だった
私はそこから
今も抜け出せないまま
あの日確かに見た
七色の光を追いかけている
今もなにかを探し続けたまま