紫色に染まった夕暮れ時
散歩へ出かけた
自動販売機で缶ジュースを一本
聞いたこともない名前のソーダ水だった
一口含んだ瞬間の刺激で
君を思い出す
季節外れの柔らかい風が袖を通るたび
迷いのない甘くて優しい気持ちがやってくる
こんな穏やかな時は久しぶりだ
「神様はいるんだろうか」
いつかあいつが言ってた言葉が浮かんだ
想像もつかない出来事が起こると
人は神様のせいにしたり
いちいち理由をつけたがるけど
今この時が事実
理由なんかいらないよね
君に出会えたことに
何気ない日常の隙間にいつも君がいることに
愛してる
愛してる…
ひとつしか言葉が見つからない