何もない部屋

言葉や感情が溢れそうな夜に、
詩や日々考えていることを書いてます。

夜明け

2019-06-02 22:10:06 | 
暗く深い闇に包まれた真夜中
恋人が死んでしまう映画を観た
恋は眩しいほど儚げで
近づけば近づくほど
届かなくなってしまった
あの頃が恋しくなる
現実を知れば知るほど
形のないものが欲しくなって
傷つけば傷つくほど怖がりになる
いつかそんな日が来ることも
今は目をつぶってしまいたい

いつの間にか空が明るくなってく
向き合って
笑い合えた日の喜び
誰かのために生きていくこと
多くは望まない
心に寄り添いたい
壊れないようにそっと触れるから
僕のそばにいてよ
君を想って
近づきたくて
離れたくなくて
このままの幸福感だけが
僕を包んだまま
今は眠らせてほしい




言葉

2019-06-01 21:00:43 | 
あなたの言葉は
魔法みたい
明日を信じること
自分の道を
歩いていける強さを
いつも与えてくれる
言葉の大切さ
伝えることの難しさを
知っているから
あなたの言葉は
優しくて
人の心を潤すのだろう
冷たい雨のあと
流れ星を見た
目の前に希望の星空が広がる
あなたの言葉に
抱きしめられた夜