FIAT500とnapdesignな日々

FIAT500とフラワー、時々ネコ達
空間デザイン、店舗ディスプレイ
オリジナル什器制作します

爛漫の時

2016-04-05 | チンクとグリーンとネコ達















本日花曇り

仕入れ近くの空模様

市内の見上げるたびの無数の電線と、曇った空とが相まって
永久あみだくじ感









ところで、仕入れ帰りに給油して
いつものように、クレジット

月ごとに明細が来るので、だいたいどれくらい給油したかが良く分かって便利♪
で、レシートを眺め、ふと気が付く
(今まで気が付かなかった)







おいおい







「ニロコ」って誰やねん





























ところで、世間は春休み♪
たまには、いいやん♪ってことで娘を連れ出し
午後から「仕事の手伝い」を命じる








その帰り道、今が満開の桜でも愛でてみるかっと
公園に寄り道



しばし、リクエスト撮影会



















落ちてくる、花びらをキレイに撮れないものかっと
待ちかまえてる図





を、撮られてた図










見上げるアングルは、こんな図











っと、浮かれて写真を撮ってるんやけど
それが桜の摩訶不思議


胸が詰まってくる





日本的な象徴とか、アイコン的な桜であるんやけど
それを差し引いても、桜の不思議


蕾の桜も、五分咲きの桜も、八分咲きも美しい
すごく美しいのに違いない
違いないけど
恐い



写真とか撮ってみたりしてるけど、やっぱり恐い


満解の桜はもっと恐い

コップから溢れそうに盛り上がった
水面を見てるみたいで恐い
臨界点とか飽和とか結界とか
そんな言葉が思い浮かぶ



それに得体の知れない高揚感とか
一瞬にして景色が一変する様とか
その下で普段、花のことなんて興味ないって人達が
浮かれて陣取って、お花見してしまうのとか
そうゆうのがすべて当たり前のことになってしまう
数日間のザワザワした空気とか


その数日が恐いし、嫌いだ
ずっと子どもの頃からそう


とにかくよくわからない不思議が恐い


毎年この時期に思い出す、梶井基次郎の一節

「いわゆる真っ盛りという状態に達すると、あたりの空気のなかへ一種神秘な雰囲気を撒き散らすものだ
それは、よく廻ったこまが完全な静止に澄むように、、、」


美しい、けど嫌い



私が好きな桜は散る花びら
散ってくると楽になる
嘘みたいに気持ちいい



散って行くのを眺めるのが大好き
雨みたいに散った花びらが、其処いらに敷き詰められた上を歩くのが好き
嵐みたいに強い風が吹いて、花吹雪をみるのが大好き

昔からそう、そう思うのに理由は無い

枝から離れて自由になった花びらが大好きで
満開が終わって、また見向きもされなくなった少しだけ花のついた桜の木が好き






























後、数日

napdesign