七草粥

今日は、五節句の人日、春の七草です。
昨日、仕事帰りに立ち寄ったスーパーで春の七草セットを買っておいたので、今朝はちょっと早起きして粥を炊きました。

昨年暮れに大掃除とちょっとリフォームをしたときに、どこへ収納してしまったのか、土鍋が見つかりません。
ちゃんこに使っているステンレスの鍋で粥炊きました。

例年は、ごまかしで、前の晩の御飯の残りを使って、粥ではなくおじやにしてしまうことが多いのですが、今年はちゃんと米から焚きました。

大田　呑龍初詣　で書いた祖父の教えは、この日の七草粥に鏡餅を割って入れて食べてることでした。
カチカチになってひび割れた鏡餅は包丁などでは切れず、金槌で叩いて割っていました。
粥が炊きあがるころ入れるのですが、それでもカチカチの鏡餅は、周りはドロドロでも中はカチカチのまま、虫歯の子供には噛めませんでした。

七草は、今のように買うのではなく前日に野原に出かけて摘んできました。
真冬ですから、七つ全部はそろわないので、採れるのはせいぜいセリとナズナとハコベくらいのもので大根を足しても4～5種類です。
大根ばかりは、やけにたくさん入っていたようです。