『 自然は全機する 〜玉の海草〜 』

惚けた母がつぶやいた〜 「 生きてるだけが仕合せだ 」♨️

《玉断3》 「狂信といったら、昔の日本国だって…… 」

2022-04-01 01:45:00 | 雑感

__ この拙稿は、伊勢白山道に投稿して不掲載になったものに加筆したものである。

 

プーさんの宗教性を狂信のごとく語る日本人も多いようだが……  あちらからしたら戦時中の日本人こそ狂信者であった。

・捕虜になる恥辱より「バンザイクリフ」から身を投げる、一般庶民(非戦闘員)にまで浸透した異常な精神性。

・自らの命とともに「神風特攻」して敵艦を沈ませんとする滅私の忠誠、その作戦に志願する者が沢山いるという異常さ。

西洋には、生命より大切な作戦なぞ、戦略上存在しない。それを平然と実行する国は、間違いなく狂信者の国として認定されるだろう。(他には、大麻で死への恐怖心を取り除いたイスラム教ニザール派の暗サツ教団アサシン及び同じくイスラム教過激派の自爆テロくらいのものであろう。)

ミカドを中心に、決して怯まない皇軍の士気、決して諦めず、降伏を恥辱とするサムライ魂が、アメリカ人には到底理解できなかった。

理解できないから、狂信者の蛮行と見做したであろうことは想像に難くない。

黄禍論を心の奥底で信じている西洋人は想像以上に多く、日本人の狂信ぶりと異常な行動とが、極めて遺憾なことだが原爆投下を正当化させた理由となっていることは確からしく思われる。

 

宗教( religion )にしろ、印度のヨーガ( yoga)にしろ同様に、「ふたたび(神と)結ばれる」意味である。

プーさんのように、ロシア正教によって神と再び深く結びついた信仰者は、決して自ら信ずる「神」を手離したりはしない。幼き日の純真な教会体験と、成長してからの過酷な任務(KGB)とが、彼を強固な信仰に向かわせたとも言えるかと思う。

プーさんにとっては、ロシア正教の神に生かされて、神の計画に参与している感じではないかな。(2039年の日本晴れに向かって、神謀りを信じて生きている伊勢白山道読者と似ている)

おそらく死後の世界への移行も、ロシア正教にしたがって如実にプログラミングされ、自分が死して後の、世界の消滅は意に介さないかも知れない。

だから、DSにしても、他の勢力にしても、それぞれ信奉する神の計画に基づいて、予定調和的に動いているのが真相だと思う。

武田邦彦先生も言うてはった。イギリス人🇬🇧やアメリカ人🇺🇸(=元・イギリス人)は、相手を騙す癖がある国であると。戦争の始まる前に、彼らの仕組む自作自演の狂言芝居、第一次大戦でも真珠湾攻撃でも自分たちで仕掛けておきながら、いかにも敵国の非道をなじり、義憤からやむなく応戦する型をとっている。あたかも被害国であるかのよーに装った、大規模な詐欺作戦が得意で、それが彼らの常套手段なのである。英米は、産業革命を起こし、近代文明の先端を走る旗手だが、そんな腹黒い実態を隠し持っている。

彼らは自分たちのやりたいよーに振る舞う。第二次大戦の参戦にしても、アメリカには参戦しなければならない理由は元々なかったのである。日本にはアメリカに攻め入る気は毛頭ないからである。それにも拘らず、いちゃもんをつけて敢えて参戦した。覇権とはやりたいよーにやれる力であるからである。

彼ら英米(アングロ・サクソン)が、平然とそのよーに振舞えるのは…… 

【自分たちだけが、神の子である】と堅く信じているからである

神国であることを信じて疑わなかった大日本帝国の在り方と、相似形なのである。

 

まるで、精神病棟の狂人のごとくプーさんを見ている日本人は、過去の母国の覇権ぶりを思い起こさなければならない。

各国のお国柄が、多種多様なのだから、一概にどっちが悪いとは早計に決められないのが、国際社会の外交の難しい処である。

もっと、日本も自らを客観視できないと、助かるものも助からなくなる。

          _________玉の海草