__日本女子レスリングは、あいも変わらず凄い
向田真優選手も、須崎優衣選手にしても、決勝戦は中国選手が相手で、圧倒的に試合を進めて金メダルを獲得した
卓球の仇をレスリングで取った形で、私としても万巻胸に迫る思いがある╰(*´︶`*)╯♡...ハッピーハッピー
須崎選手の優勝後のインタビューがまた快かった
>「今の自分があるのは自分に関わってくれた、すべての人のおかげ。 感謝の気持ちでいっぱいです。 夢みたい」
‥‥ 必殺技のアンクル・ホールドを有して、全4試合10ポイント差がつく「テクニカル・フォール」勝ちで0失点の完全勝利、とてつもない強さだ
夏目三久アナウンサーも、婚約発表の時に「感謝の気持ちでいっぱいです」と言っておられた
それに対して、昨今よく目にする 【 感謝です 】 は、非道い言い方だと思うのです
日本人は褒めたり称えたり御礼を言ったりするのが苦手だとはいいますが‥‥
「感謝」とゆー厳粛な気持ちを表すのに、 【 感謝です 】 なんて、軽薄な言いざま(短縮形でしょ)はないと思うのです
「(あなたに)感謝しております 」と、きちんと相手に向かって発するべきです
ところが、「感謝」の言い方を知らないものだから、日常生活では他人が感謝している風景になかなか出会わないものだから、SNSでよく見かける「感謝です」をつかってしまうのね
よっぽどの知識人でも「感謝です」なんてつかっていますもんね、「感謝しています」 とゆー正式な言い方を目にする機会は、確かに少ないかも知れない
「クリティカル・シンキング」(耳にする回数が多い言葉が「正しい」と思ってしまう事) って奴よね、困ったもんだわ、ほんとうに……
他にも、
「ファイトです」「ガンバです」「ナイスです」
「ご苦労様です」「了解です」「しばらくぶりです」
‥‥ などがありますが、全部失礼な言い方です
この「名詞+です」の表現 は、必ずしも丁寧な言い方ではない んですね、「です」をつけたからいいとゆー問題ではないのです
口語ならば問題ないにしても、目上の方には使えなかったり、文章表現としては失礼にあたったり、違和感があったりで色々問題がある例です
わたしも「ご苦労様です」や「しばらくぶりです」は遣っているので、少しく反省いたしました
「お疲れ様です」でも、多少おかしいのだったな(目上に対してねぎらう言い方はおかしいのだとか)
「ご苦労様でございます」は、私は目上に遣っていたな
つまり、日本語では先に帰宅する上司にかける正式な言葉はない とゆーことです、何か相応しいコトバを考えなけゃならない処です
[※ 他にも、日本語には知らない他人を呼ぶ言葉がない、「旦那さん」や「おじさん」「おばさん」は多少つかえるが、英語の「 ヘイ ♪、ブラザー/シスター 」「ミスター/ミズ/サー 」みたいな親しげな呼びかけが日本語では出来ない
例外的に、大阪では「おっちゃん・おばちゃん」とゆー自然で敬意のこもった言い方がある、「おっさん・おばはん」は失礼な言い方なのである
関西人のコミニュケーション能力は、さすが天子さまのおはす都付近の「近畿」「畿内」にお暮らしになっておられるだけのことはあって、日本随一のこなれた話しぶりである
東京には、関西人の「おっちゃん・おばちゃん・にいちゃん・おねえちゃん」に当たる自然な呼び方が存在しない、冷静にみれば、東京にはその手の需要がなかったからとも言える、東京人と話していると二人の間に木枯らしが吹くよーな感じはするわね♪
ちなみにうちとこの東北では、「あね(姉)さま・あねちゃ/あん(兄)さま・あんちゃ」とゆー、若い男女につかう言葉がある、「あねちゃ」は若奥さんにもつかえる、年齢を問わず年上の女につかう「ねえさん(姐さん)」はあるが、年上の男につかう言葉はない]
「しばらくぶりです」ではなく、「ご無沙汰しております」 が良いのよね
やはり、動詞表現が日本語らしいとは云えるかと……
「感謝です」は、ほんとうに心から感謝しているのか疑わしいよーな軽い言い方なんですね
あくまで私見ですが…… 「感謝」とゆー言葉は、ここ十年余りでよく公共の場でもつかわれるよーになりましたが、
この風潮は、2007年から始まったブログ『 伊勢-白山 道 』による処が巨きいと思います
伊勢白山道のコメント欄では、読者から「伊勢白山道は、感謝道」みたいな言い方はよくなされています
今に感謝して、ご先祖と神さんに感謝する言の葉(言霊)を発すると、それが 『 生かして頂いて ありがとう御座います 』 なんです
芸能人でも伊勢白山道読者はけっこういるらしく、最近では『鬼滅の刃』の作者がそーだと聞きました
イベルメクチン処方で成果を上げている開業医・長尾和宏先生(最近テレビによく出ておられる)も読者らしい
作家の吉本ばななは、伊勢白山道の本の帯に、推薦コメントを寄せたことがありましたね
伊勢白山道では、「感謝する」ことが最奥の秘儀である印象はうけました、古神道の秘儀「自霊拝」は神恩感謝の究極の型のよーに感じる
だからこそ、「感謝です」なんて軽々しく言ってほしくないのですが……
少なくない読者が実際には使っていますし、ブログ主のリーマンさんも、使っている意味合いは違うのですが、「先祖に感謝です」とはよくコメント欄で返答しているんですよね
[※ 少し補足しますてーと、
読者コメント・例「両親に感謝です」→正式な言い方「両親に感謝しています」
リーマンさん・読者へのレス例「先祖に感謝です」→省略しないで言うと「あなた(質問した読者)の先祖に感謝するべきです(or 感謝するところです)」
つまり、「感謝です」の主語が違うのです、日本語はこんな使い方も出来るから柔軟で厄介な(難しい)言語だといえましょー]
意味内容が違うからといっても、「感謝です」とゆー言い方は同じなわけで…… これは、良くないと思いご本人には投稿でご指摘したことがございます
たしか、コメント欄にきちんと掲載されたと記憶しています(この辺りは、公平な御方なのです♪)
まー、ネットで見かけた違和感のある表現はメモしているのだが……
他にも、
「わかれない(解れない、理解できないの意味)」とか
「感動です」
「感動ですよね」
「元気をもらえた」
「心が折れそう」
「感謝しかありません」
とか色々と尽きることがありません
「わかれない」は「わかる」の可能をあらわす意味に特化したコトバで、聞いて即座に意味がわかるのはいいのだが、二重に響いてくる「意味」がかったるい
「感動です」は、口語では短くダイレクトに気持ちが伝わる利点もあるが、なにか幼稚な子供っぽい言い方かしら、でも今ではアナウンサーまでも「じゃあ、次です」「〇〇に注目です」とか言うからな、
番組の「尺合わせ」に便利だからといって、そんなにまで短く言って「すぐに」情報を共有したいのかといっそ哀れに感じる
「感動ですよね」は、「感動する」とゆー自分主体の心象に、他人の同意を求める自信のなさが、一個の人間としてどーなのかなとは思う、「私は感動しました」と胸を張って何故言えない
元気や勇気が「もらえる」ものだったら、今すぐここに出してみろと意地悪なことを呟いたりしています
「心が折れる」って、あなたの心は固形で形のあるものなのか?とか言ってしまいます
「感謝しかありません」は、こちらのただの情況説明であり感謝のコトバではないと私は思います、ただしその後に「ありがとうございます」とか重ねたら、立派な感謝表現になるとは思います
いろいろと気になる日本語は、おりおり挙げて意見したいと思います
いちゃもん付けてばかりも何なので、最近いたく気に入った言い方を引用します
オリンピックに落選した寺本明日香選手が、盟友・村上茉愛の銅メダル獲得に寄せたお言葉(インスタグラム)より
>「歴史的快挙!!まい銅メダル ほんとにおめでとう」
「リオでの悔しかった想いを ずっと秘めて秘めて頑張ってきて、でもこの数年で色々あって…色んな壁乗り越えてここまできて、やっと!! 感動の涙で言葉が全部吸い取られていく 」
‥‥ 大和撫子のおおらかでお優しいお人柄がしのばれて、やおら涙腺のゆるむのを感じる、ええ娘(こ)やのう...(´༎ຶོρ༎ຶོ`)/..ヨシヨシ
もう一つ、『奇跡体験?! アンビリバボー』に出ていた、日本で入院したとき、病院に手作りうどんを届けてくれた、バイト先のオバさんを長年にわたってネット等で探していた上海の孫立平(スンリーピン)さんが、やっとのことで会えたときに放たれた、真に迫ったお言葉
「 この思いにもう言葉が追いつかない 」
_________ 玉の海草
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