ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

下座の行と上座の行

2017年07月10日 | 教え
質問者:ハイル禅師 「下座の行」とはどういう意味ですか?

私:「下座の行」とは「上座の行」と対を為す言葉であるが
平たく言えば難行苦行や下積みの事を指します

「下座の行」とは 人間処世上 重要な意味があり
然も信仰者に於いて殊に然りである 

多くの新興宗教の教祖などには焦りがあるのか 
充分な「下座の行」に於いて深い学問の研鑽と咀嚼や
苦しい霊力修行をせずに「上座の行」から入り 
神仏気取りの人もいるが「下座の行」が全く足りていない
ことが 私には書籍を読めばすぐわかり そう言う教祖は
馬脚を現している

昔から諺に「能ある鷹は爪を隠す」とか
「稔るほど頭を下げる稲穂かな」と言う句が有るが
いずれも「下座の行」に於いて修行が出来た者たちを
指している

神様は慢心を非常に嫌うのだが「謙譲の徳」と言い
「下座の行」とは実に尊いモノで下積み苦行となる為
「徳」をすり減らすことなく 霊的貯金になるが 
書籍の出版や講演会ばかりをしている教祖は「上座の行」
となる為 先天の徳分をすり減らし晩年凋落しやすいので
信者諸氏は よく教祖の言動を注視すべきであります