ハイル禅師語録

ハイル禅師語録で奇跡の開運

マルクスの資本論

2017年07月12日 | 教え
質問者:ハイル禅師 マルクスの資本論は聖書の影響を
受けたものですか?

私:バイブルには「神の国が近付いている
汝 愛を以って 神の御国を見習って 
パンを分かち合いなさい」とあります

ところが二千年たっても世の中は天国にならず 
マルクス・エンゲルスによる批判が出て来た 

マルクスの「資本論」では「食べたい時に 
食べたいものを 食べたいだけ 食べられる」のが
理想の社会である
 
其のためには資本の分配が必要だが 階級制度が
邪魔するので これをぶち壊せばパンを分かち
合えると言う

両者の理想社会のイメージは同じでありますので
資本論は聖書の影響を受けております

だがマルキストの共産思想は中国やソ連で教条主義や
修正主義となり 最後に官僚主義がはびこったあげく
経済はパンクした

理論通りにいかず 市場経済のメカニズムを両国は
受け入れたが 破たんの原因は唯物主義であり 
精神面の文化や芸術などの充足がなかったからである 

だからといって資本主義や自由主義が良いという
わけではなく 貿易摩擦や市場の争奪戦が起きる

これからは資本主義と社会主義の融合のような形となり
政治・経済・宗教なども調和と融合の方向性となります