質問者：ハイル禅師 なぜ罪のない子供が戦争や飢餓の中で
生まれたり或いは平和で裕福な家庭に生まれたりするなど
運命に左右されるのでしょうか？
私：人間の霊魂が赤子に憑依同化して生まれて来る前提として
過去世での本人の生き様である徳劫の総量が関係しており
生まれながらの運不運も偶然ではありません
要するに人がこの世に生まれて来るタイミングはその人の
前世の徳や劫の量に合致しており両親や兄弟の善悪も
全て同じ理屈で決まるのです
だから厳密に言えば何だかの運の悪いタイミングで
罪のない子供が生まれてきたと言うのは誤りであり
前世の借金に見合う形で生まれております
つまり平和時に裕福な家庭に生まれ両親にも恵まれた子供は
徳が多いからであり前世の霊的貯金の賜物であります
人が生まれて来るタイミングも戦争中・災害中
・疫病中など問題がある場合は天寿を全う出来ずに
不本意な寿命になりますが徳分相応なのです
結論を言えば生きている人間は例外なく常日頃から
徳積みと罪障清算に励みながら継続的に功徳を積み
日本人ならば先祖供養を行い己の御魂を向上させる
真理の本を読んでおく必要がある
怠惰な人は徳を積まずに酒池肉林や自分勝手な事ばかり
するので劫を積んでしまい不本意な時代に生まれ不本意な
流れの人生になるのであります