ベラルーシの部屋ブログ

東欧の国ベラルーシでボランティアを行っているチロ基金の活動や、現地からの情報を日本語で紹介しています

日本文化情報センターは移転しました

2022-09-09 | 日本文化情報センター
 すでにチロ基金支援者の皆様にはお知らせしていましたが、日本文化情報センターはミンスク市立中央児童図書館に移転しました。
 創立23年目を今日迎え、ミンスク市立第5児童図書館から中央児童図書館に場所が変わり、心機一転、新線な気持ちで新しく活動を始めました。
 今日は第1回目の日本語授業もあり、明日は新入生を迎えます。
 また改めて画像でご紹介します。お楽しみにお待ち下さい。
 引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

 (ご案内のページのリンク先はこちらです。) 

2022年9月9日。ウクライナ侵攻から199日目

2022-09-09 | ベラルーシ旅行・長期滞在・留学注意情報
 2022年9月9日。

 ザポリージャ原発が心配です。ウクライナの原子力企業エネルゴアトムの総裁は今日、非常用ディーゼル発電機の燃料備蓄は12~13日分だと説明しました。唯一稼働中で、原発内に電力を供給している6号機が停止し、ディーゼル発電機の燃料も切れれば、東京電力福島第1原発と同様の惨事につながると警告しています。
 さらにロシア軍が原発職員2人を撲殺し、10人前後がロシア人に連れ去られて所在不明となっていると述べました。約200人が拘束されているそうですが、これは同原発がロシア軍の支配下に置かれているから当然ですね。
「ロシアの軍人はウクライナ政府支持者を探して迫害している。」
とも話しています。
 原発職員が正常に管理できなくなったら、原発が暴走するリスクが高くなります。
 その職員の原発管理の邪魔をするなんて、占領しているロシア軍は自分の首を締めたいのでしょうか。


 ベラルーシでは民間の中小企業にかける税率を来年は16%から20%に、2024年には25%に引き上げます。
 自営業はこれから経営がますます苦しくなりそうです。


 ベラルーシは14 歳から16 歳までの10代の若者がアルバイトできる職種の幅を広げました。人手不足が進んでいることの表れでしょう。
 できるようになった職種は・・・飲食店でのテーブルセッティングと汚れた食器を下げること。
 家畜の飼育小屋やゲージ内での清掃、餌やり場の洗浄。
 手作業による洗車。
 製本や書籍の修繕。
 商品の包装。値札付け。
 マスコミで報道や出演に関わる業務。
 ・・・とのことですが、このように規定を設けたことで、人手不足の業界がどこなのか分かりやすくなりました。
 
 
 イタリア人ジャーナリストがウクライナ侵攻を取材中、ウクライナ軍が設置した地雷のため乗っていた車が爆発。運転手はその場で死亡。自身も大怪我を負いましたが、ロシアの病院に入院し、手厚い治療を受けて一命を取り留めました・・・とロシア側メディアが報道しています。