たまに釣行記

たまに関門や山陰に行ってアオリイカを釣ろうとするもたまにしか釣れない釣行記

帰省エギング2015秋(9月20-27日) その4/4:激流特訓編(後半)

2015-09-30 | エギング釣行

●26日20:00-23:00

明日戻るので今回の帰省エギングは
これが最後。
昨晩同様、この時間帯は右流れ。
沖目の時合いは、潮流のスイッチが
始まる直前の午後11時前後と読み、
まずはヘチでねちねち。
すると期待通り胴長約13cmの子イカ
が釣れます(画像撮り忘れ)。
でもあとが続きません。

そして午後10時半頃から、
例の沖目激流パターンで攻めてみます。
一投目。沖目では無反応。
回収時に試しに何度かしゃくり→
テンションフォールをさせてみます。
フォールといっても激流なので、
エギはサスペンドもしくは若干浮上(笑)
しているかもしれません。
それでもかまわずしゃくり→
テンションフォールを繰り返しながら
回収していると、中間付近で
じわっと重みが伝わります。



胴長約16cm
エギ王QLive BPN (ピンク/虹)2.5号
+10gシンカー

アタリをとれたのはうれしいのですが、
沖目じゃないのがどうにも不満です(笑)

その後は時合いと思しき11時過ぎまで
粘るも反応なく、潮が止まり始めたので
終了です。

激流沖目パターンは再現できませんでした。



●27日3:30-6:00

昨晩で終了のはずだったのですが、
腹の虫が治まらず悪あがきの延長戦です。

沖目の時合いは左流れが
緩み始める4時~4時半頃と読み、
まずはヘチで子イカねらい。
4時前、ひったくるアタリを乗せられず。
このとき、ラインがティップに
からんでしまい、痛恨の15分タイムロス。

意地でヘチの子イカを仕留めます(笑)



胴長約10cm
エギ王QLive SPVA(ストライプ/ピンク/バイオレット/赤)2.5号

そして4時半前から、満を持して
激流沖目パターンが左流れで通用するか
試してみます。

その2投目。海藻帯の左端のボトムから
3回大きくしゃくり、フリーフォール。
次のしゃくりで力強い生体反応が!



胴長約20cm
エギ王QLive SPVA(ストライプ/ピンク/バイオレット/赤)2.5号
+10gシンカー

やった!
左流れでも良型が出ました。

その10分後、沖目ではありませんが
回収時に手前で



胴長約13cm
エギ王QLive SPVA(ストライプ/ピンク/バイオレット/赤)2.5号
+10gシンカー


その後、右流れになり
沖目では出ませんでしたが、
回収時の中間のテンションフォールで
もたれかかるアタリ



胴長約13cm
エギ王QLive SPVA(ストライプ/ピンク/バイオレット/赤)2.5号
+10gシンカー
+3gシンカー


6時タイムアップで終了です。





これで今回の帰省エギングは
すべて終了です。

ひとつのポイントでこれだけ
集中的に釣行したのは初めてでした。
ヘチの子イカに癒されるだけでは、
おそらく途中で飽きていたと思います(笑)

運よく沖目の良型に遭遇でき、
そこに激流対策が加わって、
変化に富んだ釣行になりました。

少ない引き出しから何とか攻略法を
編み出し、一定の結果を出せた経験は
今後の伊豆釣行にもきっと役立つと思います。


最後に激流沖目パターンの
ポイントを自分なりにまとめます。

☆右流れでは海藻帯の右端のボトム付近、
左流れでは海藻帯の左端のボトム付近

☆極力フリーフォールで、エギを
浮き上がらせないようにする

☆時合いは流れが緩む直前の約30分


今年の秋はもう実家エギングは
できませんから、また来年秋のお楽しみ
ということになります。
でも来年は来年で、また別のパターンに
なるんでしょうね(笑)

パターンを確立したり、裏切られたり。
それがまた面白いんだと思います。

-----------------

場所:瀬戸内某港
日時:2015年9月26日20:00-23:00,
27日3:30-6:00
潮回:大潮
釣果:アオリイカ6匹
(胴長約20cm×1,16cm×1,13cm×3,
10cm×1)
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帰省エギング2015秋(9月20-27日) その3/4:激流特訓編(前半)

2015-09-30 | エギング釣行


実家HG沖目攻略の糸口を
つかんだつもりで、
気分も良く出張先へ。そして
25日午後に再び実家に戻りました。
その晩早速出撃です。


●25日19:30-23:00

海の様子が…23日までとは違う。
そうです、23日までは小潮・長潮・若潮
だったので、流れは比較的緩やかでした。
沖目でも3gのシンカー追加で
何とか間に合っていました。

しかしこの日は、大潮直前の中潮で、
外側は The 激流 です。
3gのシンカーでは屁の突っ張りにも
なりません。

正面12時に投げたはずのエギが、
ものすごい勢いで1時、2時、
最終的には2時半の方向のはるか沖へ
旅立って行きます。

「ドリフト釣法」という言葉が
頭に浮かびますが、ものの1分で
ラインを出し切られそうな勢い、
しかもエギがほとんど沈んでいる
様子がない。ドリフト釣法って、
多分これじゃないよなあ(笑)

たまらず外側から逃れます。
といっても港内側は釣れる気がしない。
残る選択肢は、堤防先端から12時の方向。
このキャストコースは、外側の激流と
港内の境界線なので、複雑で緩やかな
ヨレがありますが、流されて行くことは
ありません。

ヨレは好ポイントと言われますが、
ここのヨレでは釣れた試しがありません(笑)
でも普通のしゃくり、フォールができるのが
有り難くて、このコースで数投してみます。

テンションフォールからの着底時に
エギがぐいっと引っ張られました。



胴長約6cm
エギ王QLive BPN (ピンク/虹)2.5号
+3gシンカー

その直後、しゃくりで一瞬海藻を
引っかけた? と思ったら
なんとゲソカット(画像は撮り忘れ)。
エギングを初めて丸5年。
記念すべき(?)初ゲソカットです(笑)
前回までの釣行で、沖目のエギを動かすために
激しくしゃくるクセがついてしまって
いたのだと思います。

ゲソはアオリの触腕のようでしたが、
サイズは小さそう。
触腕を取られたイカが再び乗ってくることは
あるんだろうか、などと考えながら
同じコースを2投するも反応なし。
まあ、そりゃそうだ。

ここで我に返ります。
沖目で良型を狙うんじゃなかったっけ?

こんな激流の中にイカがいるのか
半信半疑ではありますが、
「沖目にイカがいる」
この信念に支えられ、激流に
立ち向かう決心をします(笑)

シンカーを3gから思い切って10gに増量。
ヒットスポット(海藻帯の切れ目)を
正面に見て、11時の方向(上流側)にキャスト。
着底カウントを15秒とります。
この間にエギはすでに12時の方向(正面)まで
流れて来ています。つまりほぼヒットスポットの
ボトム付近に来ているはず。
ここで大きく3回しゃくります。
しゃくりの直後、テンションフォールにすると
エギがどんどん浮き上がってしまうので、
すぐにベールを起こしてフリーフォール。
ここでは着底カウントを5秒位とります。
この間にエギは1時の方向まで流れています。
そして再び大きく3回しゃくります。
そしてまたすぐにフリーフォール5秒。
この間にエギは2時の方向の沖へ旅立とうと
しています。
最後に3回大きくしゃくって回収です。

つまり正面に着底させてから
しゃくり→フリーフォール
しゃくり→フリーフォール
しゃくり→回収
という操作になります。

これでヒットスポット近辺のボトム付近を
攻めているつもりです。

この攻め方で3投目。
最後のしゃくりで生体反応が!



胴長約19cm
エギ王QLive ROA(ラメ/オレンジ/赤)2.5号
+10gシンカー


やった、本当にいた!

同じ攻め方で2投後、



胴長約16cm
エギ王QLive ROA(ラメ/オレンジ/赤)2.5号
+10gシンカー

続いた!

ちょっと間をおいて20分後、



胴長約16cm
エギ王QLive BPN (ピンク/虹)2.5号
+10gシンカー

驚きの皮フッキング


午後11時を回ると潮流が緩みだし、
間もなく潮が止まりました。
釣れる気がしなくなったので
夜の部終了です。




●26日3:00-6:00

仮眠をはさんで翌明け方も
体に鞭を打って出撃。

昨晩の激流攻略法は
朝まづめでも通用するでしょうか。

昨晩との違いは、激流が
逆向き、つまり右から左に
流れていることです。

ならば昨晩とは左右逆のことを
すればいいはず。

海藻帯の上を左に横断させながら
フォールさせ、海藻帯の左側の切れ目
に着底させるイメージ。
その後のしゃくり、フォールは
同じパターンで。

これでいいはずなんですが、反応なし。
昨晩結果を出した激流沖目パターンは
右流れのとき限定で、
左流れのときは通用しない?

しばらくすると、その左流れも
緩み出しました。
沖目はお休みして久しぶりにヘチに回帰。
すぐにひったくるアタリで



胴長約11cm
エギ王QLive RPA(ラメ/ピンク/赤)2.5号

左流れは沖目じゃなくて
やっぱりヘチなのか?

その後右流れにスイッチするものの
流れは昨晩より穏やか。
昨晩同様のパターンで攻めるも、
沖目の反応はなく、かなり手前寄りで



胴長約14cm
エギ王QLive BPN (ピンク/虹)2.5号
+3gシンカー

夜が明けて、堤防が地元釣人で
賑わいだしたところで終了です。


繊細さとは無縁で、若干力技的では
ありますが、激流の沖目からなんとか
良型を引きずり出すことができました。

あとはこの攻略法が右流れ限定なのか、
それとも左流れでも通用するのか。
この疑問が生まれました。

-------------

場所:瀬戸内某港
日時:2015年9月25日19:30-23:00,
26日3:00-6:00
潮回:中潮~大潮
釣果:アオリイカ5匹
(胴長約19cm×1,16cm×2,14cm×1,
11cm×1)
コウイカ1匹(胴長約6cm)
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