会津鍛冶では名の知れた「重道」の鉈(なた)。
手に持つと程よい重量(540g)とバランス。
全長は37.5㎝で前掲の重信より短い。
この鉈を手に入れた時に他の土佐系打ち刃物とは
なにか違った雰囲気と密度があった。
これは素材の密度ではなく、日本刀の持つ「張り詰めた」
ような気配、あるいは緊張感があることに気づく。
普段の生活の中にある道具、単なる実用刃物である鉈。
殺気などはもちろん不要なのだが、なにかこの重道には
そういった「死」の気配があるのです。
手に持つと「よし、やってやる」という決意がみなぎる、
そんな感じでしょうか。
フォルムは例えようがない美しい曲線を持っています。
どこにも単純な直線(手抜き)が無いのです。
手に持つと程よい重量(540g)とバランス。
全長は37.5㎝で前掲の重信より短い。
この鉈を手に入れた時に他の土佐系打ち刃物とは
なにか違った雰囲気と密度があった。
これは素材の密度ではなく、日本刀の持つ「張り詰めた」
ような気配、あるいは緊張感があることに気づく。
普段の生活の中にある道具、単なる実用刃物である鉈。
殺気などはもちろん不要なのだが、なにかこの重道には
そういった「死」の気配があるのです。
手に持つと「よし、やってやる」という決意がみなぎる、
そんな感じでしょうか。
フォルムは例えようがない美しい曲線を持っています。
どこにも単純な直線(手抜き)が無いのです。