
8月最後の日曜日は最低の一日だった。
ムー谷ギャラリーの駐車場でミコリンが車に轢かれ、
病院へ行っている間に夢ちゃんが逝ってしまった。
ほんの一時間、留守した間に…

お水も飲まなくなっておしっこも出なかった朝。
今日あたりかなと感じるものがあったので夢ちゃんをきれいにしてあげた。
体を拭いて、食事で汚れた顎のあたりは念入りに拭いてあげて、
耳掃除もしてあげた。
お迎えは夜だと思ってたのに…
2時ごろ、下の餌場のミコリンが駐車場で倒れていると知らせが入る。
駆けつけてみると、生きていた。
猫ベッドに収容して病院へ電話したが、どこもお昼の休診中。
4時の開院時間を待って病院へ運びこむ。
その時、夢ちゃんは確かに生きていた。
病院でミコリンのレントゲンを撮ると骨盤が骨折していた。
体温も36度台に下がってる。
年寄りなので手術は無理?
とりあえず入院させて様子を見ることにする。
病院から帰り途、急を知らせてくれたgraceの方と、ミコリンをかわいがってくれている
ギャラリーのスタッフの方に経過を報告。
家へ帰ると、座布団の上で寝ていたはずの夢ちゃんが床に寝ていた。
息がない。
失禁もしていて、お水のようなものを吐いた跡もある。
硬直も始まっていた。
おそらく猫舟が出かけた後、そう時間もたたないうちに旅たったのだろう。
一人で逝かせてしまったことが悔やまれる。
なにもこんな日に事故に会わなくてもいいのに、ミコリン

でも、夢ちゃんはやっと楽になれた。
具合が悪くなって約半年、
人間でいえば約2年、よくがんばった。
これ以上苦しむようだったら薬で眠らせようかと病院で話していたばかりの猫舟。
聴こえたのだろうか。
そんな哀しい選択をしなくてすむように一人で旅立っていったのか?夢ちゃん。
頭がよくて優しくて、猫舟の猫たちの要だった夢ちゃん
いっぱいいっぱいありがとう。
次はミコリンの介護か?
ミコリンの予後も油断ができない

夕べとった夢ちゃん最後の写真。

指を握り返してきた。
昨夜は猫舟もリビングに布団を敷いて添い寝したのに

今夜はタンタンに泊ってもらって一緒に寝ることにする。
安らかに夢ちゃん


がんばれ、ミコリン
