残暑お見舞い申し上げます。
先日、千葉の個人宅で、師匠である古屋和子の近松門左衛門の語りを聴く会を主催した。
私は前座として簡単なものを読ませていただいた。
師匠に会うのも、師匠の語りを聴くのも、実に久しぶり。
私のを聴いていただくのも久しぶり!
従って、とてつもなく緊張した。
以前にも書いているかもしれないけれど、何百人の観客の前で読むよりも、師匠一人の前で読むほうが数倍緊張するのだ。
そしてこの緊張感が、心地よい。とてもとても心地よい。
叱ってくれるありがたさ。意見を惜しみなく言ってくれる有り難さ。
師匠の前で言い訳はしない。これは自分の中の鉄則だ。すべて受け止め飲み込んで自分のものにすると決めている。
でも先日は、ちょこっとだけ、言い訳しちゃったような気がして、ひとり反省会の一番の課題にしている。
もう少し、甘えていたいと思う。もっともっと甘えていたいと思う。
やっぱり師匠が大好きだっ
さて、今月はのんびりさせていただいて、九月のお知らせ
◆9月15日(土):ガス燈にて二人会…『羅生門』
◆9月29日(土):高田馬場にて「きくみみ会」…詩人の内池和子さんと語り部の菅原とき子さんをお招きして、「きいてほしいこと、つたえたいことがある」という会。3.11のことやチェルノブイリのことを題材にした語りを聴いてください。チラシは、北海道の雅子ママさんが製作してくださいます。できあがったら、改めてアップします。
演目
詩集『漂流する秋』から 内池和子
語り『アレクセイと泉』 菅原とき子
語り『子守地蔵』 さいとうみちこ
語り『ある島のきつね』 きだゆうこ
ご挨拶に代えて『注文の多い料理店・序』 武順子
(順番はこの通りではありません)
◆10月6日(土)京都法然院・方丈の間にて『なめとこ山の熊』(宮澤賢治)を読みます。3連休の初日です。観光を兼ねて、お出かけくださいませ。
では、残りの夏を、みなさま存分にお楽しみくださいますよう☆
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