武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

年末の予定です。そして鍋を磨きながら考えたこと

2012年11月16日 11時50分31秒 | Weblog

あっという間の年末、のような気がします。

今年も朗読納めは、そら庵の「大川端 語りの会」での柚季純さんとのコラボです。

いろいろあったなあ・・・この一年も! 

ここ何年か・・・私の周りの親しい人たちが、大きな病気と闘っています。自分自身も、危ういところで戦々恐々としています。でも、いつまでも心だけは、元気でいたいと念じています。

たったひとつの命。大切に、大切に、使っていきましょうね。

毎日使うお鍋だって、磨いてやらないと痛みますもん。

私の場合、朗読という料理を煮たり炒めたりでたくさん使って、使いっぱなしにしていないかって反省します。この鍋が壊れたら辛いから、大事に使ってやろうね、と。

 

さて…

朗読をできるっていうことの幸せを、しみじみと噛みしめながらのご案内です。

注目すべきは、二人会が、いよいよ念願の銀座進出☆ これは「ニュース」です(笑)

いずれも、詳細はお問い合わせくださいね♪

●11月の朗読会

 ◆18日(日)午後1時30分開演。

 伊勢原市にある雨岳文庫にて、地元5人の語り部たちの会に参加。私は『よだかの星』を読みます。

◆24日(土)午後3時開演。

 本八幡の「ガス燈」にて二人会。私は谷崎潤一郎『刺青』を、相方は井伏鱒二『山椒魚』を読みます。

 

●12月の朗読会

 ◆8日(土)午後3時開演。

 銀座並木通りのミーツギャラリ―にて、二人会。「年末アートギャラリー」の展示アートとともに、「travel」をテーマとして『よだかの星』を朗読します。

 ◆10日(月)午後2時開演。

 千葉ニュータウン中央駅傍アルカサール内アロマの店マミーにて、谷崎潤一郎の『刺青』を読みます。

 ◆15日(土)午後3時開演。

 本八幡の「ガス燈」にて、二人会。私は『アイヌ神謡集』から「序」「銀の滴降る降るまわりに」「トワトワト」。相方はギリシャ神話から。

 ◆20日(木)2時開演。

 本厚木駅下車5分「ギャラリー喫茶なよたけ」にて、柚季純さんの「愛と勇気のうた」に出演。

 ◆23日(日)午後3時開演。

 深川芭蕉碑側の「そら庵」にて、大川端 語りの会。柚季純さんとのコラボで宮沢賢治『やまなし』。『アイヌ神謡集』から。柚季さんの歌も、ご堪能くださいませ。

 

アイヌ神謡集は、もう何年も前から温め続けていたものです。まだまだ、早いかなと思いつつ、この年末には読んでみようと決意しました。「決意」というと大げさと思われるかもしれませんが、私の中では、一大決心なくして読むことはできませんでした。心を込めて、しかしさらりと、読みたいと思っております。

『刺青』は、時々音楽とコラボさせていただく作品です。合いの手などに音を入れる読みに慣れると、朗読だけで読むとき、「間」の取り方が難しくなります。心もとない気持ちになるのです。先日のギターとのコラボも、とてもご好評を得ましたので、そのあとの単独朗読は緊張します。間との闘い。自分との闘いになります。そのような悪戦苦闘の読みの時は、ふっと、おもしろいものが出てきたりしますので、どうぞ、お出かけになってみてくださいませ。

 

 

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« BOSSAの会 あなたの心に く... | トップ | 旅の話 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事