武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

『注文の多い料理店』の中の言葉のおもちゃ箱

2014年10月16日 17時13分34秒 | Weblog

朗読を始めようというかたから

朗読は、どんな稽古をすればいいのですか?

という質問を受ける。

まずは、字を正しく読むよう努力すること、と答える。

読めない字や、意味の分からない言葉を、調べることから始めてください、と。

さて、

宮沢賢治の作品には、わかりにくい言い回しも多い。

漢字の読みも、迷うことばかりだ。

今週末に読む『注文の多い料理店』のなかにも、掛詞のようなものや、わかりにくい言い回しがいくつもある。

何度読んでも、するりと見逃していた言葉に、突然、もうひとつの意味合いを見つけて慌てる。

今日も、ひとつ、見つけた。

嬉しいのだ。私はこれが嬉しくて朗読する。

言葉のおもちゃ箱でありビックリ箱

 

去年はあんなふうだったけれど、今年はどんなふうになるのかな。

同じ作品を読み続けていると、歳とともに読み方も変化してくる。

朗読も歳を取る?

大人の言いかたでは、年相応、というのだな。

今週末の「朗読とオカリナのおもちゃ箱」

小田急線伊勢原駅下車

日曜日の午後の ほっこりとした時間を ご一緒に☆

 

 

 

 

 

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