武 順子(Take Junko) ひとり語りのひとりごと

わがままな朗読家の我がままなひとりごと。「縁側の猫を枕に日向ぼこ」…猫が好き。詩を書く人でもあります。

『名人伝』・・・これがなかなか難しい!のだけれども読み込むほどにおもしろくて

2014年06月06日 09時14分42秒 | Weblog

― つどい ―

日時:6月12日(木)10時半開演/終演6時半頃

場所:京急上大岡駅ビル、ひまわりの郷音楽室

料金:500円 途中出入り自由

 

(会場写真・当日ピアノは片付けます)

勉強会であります。もう20回以上、年に2回開催されています。

私は初回から参加しているのですが、3年ほど前から事情があってお休みしておりまして、今回復帰することになりました。

復帰演目が、中島敦の『名人伝』です。

いつも初演の作品をここでかけて、みなさんのご意見をいただきます。

非常に緊張いたします。

チラシを全部配ってしまい、うっかり手元に取っておくのを忘れましたので、プログラムを書き出すことが出来なくて申し訳ありません。

私の出演はおそらく3時以降になるとは思われますが、ぜひいろんなかたの熱演を楽しんでください。

全部で10人以上が出演します。

「雨月物語」「にごりえ」「山月記」・・・宮部みゆき、宮沢賢治・・・他

毎回、とても濃い演目が並びます。

この会、時間制限のないのも大きな特徴で、私もかつて1時間半のものを読んだ記憶があります。

 

ぜひお運びになってみてくださいませ。

 

『名人伝』も、楽しんでいただけましたら嬉しいですし

もしもよろしければ、こそっと感想やご意見をお聞かせいただけましたら、幸いです。

 

この会を休んでいるうちに

私の体が、いつの間にか怠け始めていました。

怠けたところで、だれからも指摘をいただけませんので

楽観的性格が頭を擡げ、まいっか・・・と

これでもイケるではないか・・・と

本来求めていたものから外れ始めておりました。

深く反省を重ねて、軌道修正

自分のやりたい形を

もう一度追求したいとの意気を込めて

『名人伝』から

やりなおそうと思いました。

やり直しには、とてもふさわしい作品です。

 

これも私の我が儘の一環

 

自己流で朗読することと

自己満足で朗読することとは

違います

聴き手があって初めて成立する朗読は

自分自身の思いだけで読むのではなく

常に聴き手のかたにどんな風に聞こえているのかを

考えながら読む

そのためには、研鑽の場は必要なのです

 

自己満足で終わりたくない

今いる程度に留まりたくない

一般のかたには受け入れられにくいような読みに

なるかもしれないけれども

目指すところを

もう一度確認し直し

走り始めたいと思います

 

ふらふらしている自分とは

おさらばします

いつも最後まで読んでくださって、ありがとう☆

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