私は、果たしてきちんと想像できているのだろうかと思う。
うまく読もうとばかりに気を取られていないだろうか。
同じ演目を何度も本番にかけていると、ふと、心のない読みになっているのではないかと心配になってくることがある。これは一番恐ろしいこと。
かつて大きな劇場でミュージカルを観たとき、一流の役者さんたちの動きが、まるでルーチンワークのような段取り芝居になっているのに気付いた。何か月も同じことを続けたら、あのようになっちゃうのかな、などと悲しい経験があるので、小さい場でこじんまりと読んでいる私などがこなれたような読みをしてしまったら、もう目も当てられないほどひどいことになっちゃうのだろうと恐ろしい気持ちになるのだ。
さて、もうすぐBOSSAの会です。
4人の語り手とゲストのギタリストでお送りするこの会、どうぞお運びくださいますよう。
ご予約をお待ちしております。
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