カレンダーとにらめっこしています。
来週からあれこれと慌ただしくなります。
まずは15日(日)の「言葉と音楽と憩うひととき」
21日(土)の「二人会inガス燈」
12月5日の「猫のしっぽ旗揚げ公演」
この他に、2つばかり勉強会発表などを控えています。
ひとつひとつ、大切な演目ばかり。
心を込めて、読ませていただきます。
最近ときどき、怖くなるのです。
慣れ過ぎていないか・・・ということ。
同じ演目を何度も繰り返すうちに、その演目と親しくなります。
親しくなると、読み方はこなれてスムーズになりますが、時として、心がなくなるような気がして怖くなります。
昔もブログにも書いたことがあったと思いますが、、、
大きく立派な劇場にミュージカルを観に行きました。ロングランで大評判、席を確保するのが大変でした。
心躍らせて行きましたが、たいへんショックを受けました。
音楽に乗らねばならないから、間がおかしいのです。
ひとつひとつ段取りをこなすだけの芝居でした。
もしかしたら、裏でなにかトラブルでもあって、気もそぞろだったのかもしれません。たまたまそんな時に当たってしまったのかもしれません。
でも、一期一会。
いつもこんなできなのだろうかと考えたものです。
去年だったか、勇気をだして同じ劇場に観に行きました。
今度は素晴らしく堪能できましたので、ほっとしましたが、、、さて自分の身に置き換えたら、とドギマギします。
ひとつの作品に取り組むたびに、丁寧にできているだろうか。
どこか慣れっこになってはいないだろうか。
より深く掘り下げたいと思いつつ繰り返している演目が、どこかカタチだけのものになってしまっていないだろうか?
朗読は、自分との闘いだなあ、と思っています。
精神修養ではないかと思っています。
どんなに取り繕っても、芯がしっかりとしていないと、聴き手にばれてしまいます。
語りは騙り・・・ではありますが。
さて、難しい。
声だけ、なのですもの。
朗読は、だから奥深く尚且つ魅力的でもあるとも考えるのでありますのです☆
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