正しい呼吸をしていますか

息を吐いて、吐き切ったとたんに息は自然に入ってくる。
おなかに手をあてて、何度も繰り返してみる。

意識をすると、呼吸ができなくなります。
腹式呼吸は出来てはいますが、体が素直に動かないのです。息が入るから、おなかがふくれ、息を吐くから、おなかがへこむ。このあたりまえの、息とおなかの連動が、うまくできないのです。おなかを、意図的に動かしてしまうのです。 体が、勝手に嘘をつくのです。

息を吐ききる、ということが、難しい。息を吐ききらないうちに次の呼吸をしてしまうから、体に酸素も行き渡らない。呼吸が浅くなり、だんだん胸式になってくる。

また、息も続かない。

素直に呼吸することが、こんなにも難しいなんて！！


息を吐きながら、小さく声を乗せてみる。
喉で声を作るのではない。
喉を開き、息を口蓋にあてて声にする。

また、息は出すのではなく、循環させる（？）のだそうだ。

口の前に手をかざし、息が手のひらに当たらないような声を出す。

長いことかかりそうです。
そのときにはできても、それを維持しながら語るのは、難しいのです。すぐに息が、あがってきてしまう。のどで声を出したくなる。楽したくなる。
体を追い詰めるには、それなりの精神力も必要です。

ここまでたどり着くのに、何十年もかかりました。あとどのくらいかかるのだろう。ようやく、納得できる方法に巡り合えましたが、今までの、つぎはぎだらけの、自己流の腹式呼吸でできた体の癖を、どのように直していったらよいものか

４年ぶり！ バーベキュー

今年は、夫に時間の余裕があったので、庭がすっきりときれいになりました。

…そこで！　
牧場の安い肉をたっぷり買って、久しぶりのバーベキューをしました。次男と娘と４人で、暗闇の中で肉を焼く。テレビで見かけるような「お庭でバーベキュー」という華やかな雰囲気ではなく、懐中電灯のような明かりの中で「焼けたかなあ、暗くて見えない」「ナマだって平気」「ああ！ナメクジがいっぱいいるよ！！」「煙い！」…最後は、火遊び。
まるでキャンプ場です。
土の上にレンガを重ねて、火をつける。イスとテーブルがあるのに、わざわざ火のそばの石の上に座る。
肉を食べながらナメクジの話やミミズの話で盛り上がる。
ああ、なんという家族なのだ。
今回は、虫の嫌いな長男と嫁さんはいませんでしたが、きっとこの状態を知ったら、この家に嫁いだことを後悔するであろう…。

mixi日記から：
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真夜中のストリートミュージシャン

昨夜は、銀座で飲んだ。
実に２２年ぶり。何故か夜の銀座には縁がなかった。

普通の主婦ですもん、お昼間にランチが定番でしょ？

最終電車で我が駅に着くと、駅の外に、澄んだ歌声が…もしやと思いのぞいてみると、知り合いであった。
噂には聞いていたが、いい声だ。
駅のシャッターが下りてから、人もまばらな駅前で、２曲聴いた。酔っ払いのおじさんが来て、観客は二人。
少しだけ会話もした。
苦労してるんだなあ、顔に出ちゃっている。がんばれよ。いい顔になってよね。

少し前までは、酔っ払いのおじさんと会話しちゃうなんて、そんなことできなかった。見知らぬ人と会話するなんて、恐ろしくて。知り合いの子ががんばっているなあ、と思っても、声を掛けるなんてことできなかった。

そんな自分自身の変化に、驚いている。 おばさん、がんばってるよ。君も、そのまま、踏ん張ってよ。ね！