お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

未開封の荷物(人形)

2014-10-16 22:15:48 | お人形一般
その人形は父が他界した日に展示会で購入した人形で、言い換えれば、人形を購入した日に父は息を引き取ったのですけど(購入したときはまだ父は生きてました)展示会が終わって、父の葬儀が終わった1週間後に私の元に届いたんですが、まだ荷物を開梱しておりません。

届いたときは、まだそんな気になれなかったってこともありますが、今考えると、開梱しなくて正解だった気がします。

だって喪中だもん、私。

なので、父がまだ中有にいる間、四十九日が明けるまでは未開封のままにしておきます。本当はすぐに開封して、破損とか確認すべきなんでしょうけど、状況が状況ですから。

そのお人形はけっこう長く活動してる作家さんの作品で、この夏に、渋谷の文化村で、彼女の作品を見たときに「あ、かわいい!欲しい」と思ったのですが、ベテラン作家さんの作品の割には、お値段、意外とかわいらしくて、当然のように赤札がついてました。

なので、今回、その作家さんが出品すると判ったら、絶対に欲しかったので、初日、早めに会場に行ったのです。

やった~!まだ売れてませんでした。お値段も文化村の作品と同じ位でした。主催のお店の方に聞いたら、本当は2体出す予定が、作家さんの体調が悪くて、一体になったとのこと。ああ、本当に・・・・

展示会から帰宅して、暫くして夕方に兄から父が危篤だと連絡を受けて、病院に向かう途中で、また電話があり、息を引き取ったと知らされました。間に合いませんでした。

まあ、そういうわけで、お人形と面会は来月までおあずけですが、本当に開封しなくて良かった。開けてたらきっと後悔してたでしょう。父に対して申し訳なくて。お人形に罪はありませんから、狭いところで可哀想ですが、すこしだけ待っててもらいましょう。

そして、作家様のご健康回復を祈ります。今の私にはそれしか出来ません。
コメント
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