父が他界してもうじき半年が経とうとしています。再来週はもうお彼岸なんですよね。
で、まあ、ちょっと落ち着いてきたので備忘録として記します。
その日は年末12月30日で、もう空き家になってしまった実家に、父が最後に「おみおつけが食べたい」と言ってたので、ホットジャーにお味噌汁を入れて、旦那と仏前に供えに行ったのです。
鍵を開けて、雨戸を開けて空気を入れて、仏壇に、お椀に入れなおした、まだ温かいおみおつけを供え、線香をあげて手を合わせていた私の耳に、どこからか「ぴぴぴぴぴ・・・・」という音が聞こえてきまして・・・
私は仏間を出て、父がいつもテレビを見ていた茶の間に入りました。
音はまだ続いています。その音源はなんと!
放置されてた電子体温計から発されていたのでした。
「え~なんでぇ?」と私は、最後に父が触ったその体温計に手を伸ばしました。ディスプレイは何も表示されていません。
私の指がそれに触れた瞬間に、体温計の音が止まりました。
もうね~ここまでくると笑うしかないです。(以前、弟が泊まった時は、確か誰もいない部屋のテレビが勝手に点いてたんだったよね~)
まあ、亡き父が歓迎してくれたと思うことにいたしましょう。
不思議なのは、体温計の電子音、一緒に仏間にいた私の旦那には聞こえてなかったそうです。なので、なんで私が茶の間に向かったのか不思議に思ったそうなんですよ~