去年の秋頃から渋谷さんがしきりに言ってたんですが
「もう友達も皆死んだり施設に入ってしまって、誰もいなくなってしまったから、私も施設に入りたいわ」
いや施設って言ったってそんな簡単に入れないし、なんか渋谷さんは施設をどう考えてたんだろう。
ホテルのようなつもりで考えていたとしか思えません。
つまり、自分の自由は利く状態で、一部屋で気ままに過ごせる。食事は用意されてる。
いや、そんな施設はありますが、とんでもない入居費用がかかります。
月々の家賃だって20万以上かかる。私が仮に年金満額貰えるようになっても絶対に入れない。
そんな渋谷さんでしたが、健康が自慢でした。風邪なんかひいたことないよ。薬なんか飲まないよ。
でも壁には薬のポケットが貼ってあって、朝昼晩の飲み薬が入ってましたし、病院にも通ってました。
それでも猫2匹と一緒にお一人で頑張って暮らしてました。一応ヘルパーさんやケアマネさんのお世話にはなってましたが。
健康な人は病弱な人の気持ちに鈍感です。
私もいろいろ持病があったりして、親もよく病気をしてましたが、その話を彼女にすると馬鹿にするような言葉が返ってきたりしてました。
「私、病気したことないからそういう人の気持ちが判らないわ」
そんな渋谷さんがショートステイとはいえ施設に入ることになりました。
動けなくなってしまったからです。つまり「寝たきり状態」になるってことで。今の施設は「寝たきり」しか受け入れてくれないです。
「私も施設に入りたいわ」と言っていたら、最悪な形で実現してしまったのでした。
マイナスな言動は慎んだ方がいいと実感しました。
勿論、渋谷さんだってこんな形で施設に入るなんて不本意な形でしょうけど、結果的には言霊は実現しちゃったのです。
なので私は願います。
コロナは酷くならない。
何故って日本人は清潔好きだから。
手洗いうがいまじめにやって、マスクも欠かさず、水も豊かな国土で毎日入浴できて、玄関で靴を脱いで生活してる。
べたべたハグしないし、トイレは水洗がほとんどだし。道端で安易に排泄行為はしないし子供にもさせないし。
甘いかなと思いますが、そう唱えます。
言霊は強いです。良いことを語ろう。