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お人形と同じ部屋で寝起きしている私

お人形好きでけっこう沢山持ってます。専用ブログもあります。こっちでは家族と猫2匹と他の趣味や暮らしぶりなど語ります。

大島てるには載ってない電車から見える物件

2022-01-09 15:54:23 | オカルト

このブログも長いからもしかしたら書いたことあるかも知れないけど既読の方がいらっしゃったらごめんなさい。

電車に乗ってると線路沿いに見えるアパートなんです。

それはまだ私が会社員で長距離通勤をしていた頃、そのアパートの前を通過するのはまだ午前8時台でした。
ある日ぼけっと車窓から外を眺めていると、沿線のアパートのベランダの手すりに白っぽいダウンの掛け布団が干してある。
いや、まだ午前8時台なのに気の早い人だなとは思っていたのでした。
 
翌日もそこを通過、布団が干してある。まめな人だなと思いました。

小雨の降る日、車窓から景色を見てぎょっとしました。
この雨の中、羽毛布団が干してある。住人の正気を疑いました。

そのうち雨に打たれた布団は中の羽毛が水を吸って下に沈んだのか、キルティングの下側が茶色く変色してきました。
これは・・・
それでも私はあたおかな住人という認識しかできませんでした。

やがて布団は消えました。

消えたあとで私は改めて干しっぱなしで回収されない掛け布団の謎を考えて恐ろしくなりました。

住人は干しっぱなしにしたくてしたんじゃないのでは?

初めて8時台の布団を見たときには、もしかして前日干した布団を回収出来なかったからではなかったのか?
干しっぱなしにしていたのはそのせいではなかったのか?
雨が降っても取り込まなかったのは住人は既に取り込めない状態だったのではなかったのか?
水を吸って羽毛部分が変色するまで放置されてた布団を回収できない状態で部屋の中にいたのではなかったのでは・・・?
何日も何日も放置されてた布団の持ち主は・・・へやでどういう状態だったのだろうか?

怖いです・・・考えれば考えるほど・・・

その後、その部屋は何度か角部屋なので白いカーテンが掛かってるのを見ましたが、次に気がつくとカーテンは取り去られて
窓の内側は真っ黒な空間のままでした。

昨日、久々にその路線に乗って、何気にそのアパートを見ました。

相変わらず、その部屋は空き部屋のままでした。

勿論、大島てるには載ってません。住人は布団を干した後、何らかの発作でも起こして倒れてしまってそのまま絶命した可能性がある。
で、私はご遺体が転がってる部屋の前を毎日通勤列車に乗って通過してたことになる。

そのうち同じアパートの店子が布団の異変に気づき通報したのかも知れません。

自殺する人が布団なんて干したりしないでしょうから、不幸な亡くなり方だとは思います。

でも、住人が定着しないってことはやはりそうなんでしょうね、きっと。

こういう物件って割りとあるような気がします。私はたまたま気づいてしまいましたが・・・
コメント
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