久しぶりです。出るのがめんどうなので。でも伸び放題のぐちゃぐちゃ頭で葬式に行くわけにはいかないからねぇ。
美容院プランタン(仮称)に行ったら朝、9時過ぎなのに満席でした。
田舎の朝は早い。
担当の美容師さんが「塩田川さん(私の仮称)随分久しぶりだけどなんかイベントがあるんですね?」と言われたので
「そ~なんです、葬式ができてしまって」
「まぁ!今本当に亡くなる方が多いんですよ!あちらの方もお葬式でうちにいらっしゃってるのよ」
「あ~そうなんですね。あ、そうだ、ここのお店紹介して下さった赤羽さん(仮称)は主人の伯母さんなんですけど、その赤羽さんのお葬式なんです」
と言ったら、美容師さんたちが一斉に固まって手を止めて
「ええええええええ~~~~!あの赤羽さんがぁ~~~~?本当ですか?いつ?いつ亡くなったんですか?」
と総員で驚愕してた。
「あ、1月2日に亡くなりました。でも葬儀屋さんが混んでて明日13日がお通夜で翌日が告別式で、長いですよね」
「そうなんですよ、今葬儀屋さんすごく混んでるらしいですね~でも赤羽さんが・・・」
別の美容師さんが「赤羽さんにはいつも優しくしていただいたんですよ・・・残念です・・・」
私は亡くなったおばちゃんがとても愛されていたことを知ってとても嬉しくなった。亡くなったのは悲しいことだけど。
で、担当の方にカットをされながら、亡くなった経緯をお話しして、
「もし、おばちゃんが髪をセットしに訪れても怖がらないでセットしてあげてください。お代はもしかしたら葉っぱになってるかも知れないけど」
と言ったら空気が和んだ。「勿論、させていただきます。」ちょっと泣けた。
帰りがけに「このお店を紹介してくれたのもおばちゃんですが、もうおばちゃんはお世話になることもありませんが、私は引き続きこちらにお世話になります。おばちゃんのこと、今までお世話になりました。ありがとうございました。」とお礼を言った。
お店の方も「こちらこそありがとうございました。これからもよろしくお願いします」と言葉を交わしてお店を出た。
いいタイミングでおばちゃんの死を報告できて良かったし、やはりおばちゃんは人格者だったんだな~としみじみ感じたのでした。
姑と同じ血が流れてるとはとても思えません。と感じさせる出来事でした。
おばちゃん、これからお通夜に行きますのでまた会いましょう。