永遠の宵待ち草

昨日10/23に井の頭公園の宵待ち草さんに行って来た。

偶然空いていたテーブル。ラッキー♪


テーブルから外を見る。

美味しいケーキ2個セット！

お店を閉めたのは震災前だった。
初めて吉田キミコさんにお会いして、作品やバッグやぬいぐるみやいろいろお買い物をした。
のちほど古い大きないちまさんまでお譲りしていただいた。
キミコさんに案内されて2階に上げていただいたのは素敵な思い出。
アンティークの朱色の姫鏡台。
沢山の作品の中から見せていただいた、大きめな（私には）絵画に魅せられた。

すっかり暗くなってしまって、私はお店を辞した。

あの頃は私も働いていて、定期収入があったので、多少は自由になるお金もあったので、キミコさんの作品をお迎えできた。

そのあと、今度はお昼にお店に行って、お客さんで賑わっていた。

お店にあったキミコさんのお人形を手に入れておけばよかったなと今でも後悔するけど（一応人形コレクターだし、私）これもご縁だしね。

そうして宵待ち草は閉店した。

私の両親もその間に相次いで他界した。

宵待ち草はこの10月のみ再開する。キミコさんからＤＭをいただいた。

行こう！と思った12日は台風15号が房総半島を襲った。13日も電車が動かなかった。

翌週は台風19号が日本列島を蹂躙して行った。

そして23日やっと晴れて、私は、キミコ衣装を箪笥から出して白いブラウスを合わせて出かけた。

井の頭公園駅を降りると当たり前のように宵待ち草はそこに存在している。

お店に入った私を見た多分アツコさんが「それキミコ衣装ですね？」と声をかけてくださった。

「そうなんです。この日のために着てきました」
「奥にキミコさんがいますよ」
「え？いらっしゃるんですか？」
キミコさんが私の姿を見て驚いたような顔をしていらっしゃる。

「お久しぶりです！〇〇（本名）です。キミコさん！お元気でしたか？」

続く・・・