森にうずくまる

野草、昆虫、変形菌などの自然風景を投稿します。

コスモス、ミゾソバに集まる昆虫たち

2023-10-18 17:33:35 | 花 昆虫

 投稿、少し間が空きました。新しく購入したカメラ(マイクロフォーサーズ)とマクロレンズの試し撮りなどで苦戦してました。

 今回はホウジャク類を中心に投稿します。容量を落としてますので少し眠い画像ですがご容赦下さい。

 ミゾソバ(だと思います。似たものにママコノシリヌグイなどがあります)に訪花したホシホウジャクです。器用にホバリングしながら長~い口吻を伸ばして吸蜜します。

 

 ホシヒメホウジャクです。先のホシホウジャクと何処が違うか良~く見て下さい。分かりにくいですよね。

 

 続いて、ヒメクロホウジャク。これはなかなか綺麗です。淡いピンクのミゾソバと良くマッチしていると思います。

 

 これもヒメクロホウジャク、モコモコしてますね。

 

 オオスカシバです。羽化したばかりは前翅にも鱗粉がありますが、最初の羽ばたきで落ちてしまいます。透けて翅脈だけになった翅がカッコいいですね。

 

 ミゾソバ(にしときます)にやってきたオオハナアブです。良~く見ると花が逆向いてます。つまり、オオハナアブが逆さに止まっています。

 

 これは最近分布が北上しているタテハモドキです。モドキとありますが立派なタテハチョウ科です。

数十年前までは奄美大島でさえ見ることができないチョウでしたが、今では九州全体で定着しているようです。写真の秋型がカッコいいです。

 

 最後はミゾソバの超拡大写真です。おしべが8本、雌しべが見えてませんが、おしべに花粉がついているのが分かります。原版では花粉の表面構造も少し分かるほど解像してました。凄いマクロレンズが出たもんです。

 以上です。

 

 

 

 


ヒゴタイ

2023-09-29 18:42:15 | 花 昆虫

 ヒゴタイをもっと見たいとの声があった??ので紹介します。前回のヒゴタイとアキアカネの画像で大分県と紹介しましたが、正しくは熊本県産山村でしたのでお詫びと訂正いたします。

 ヒゴタイは絶滅危惧種で、ずいぶん分布が少なくなってきています。日本では中部以西に分布します。

 上2枚は同じ構図で撮っていますが、ピント位置(主役)を変えています。

 

 横構図で撮りました。

 

 縦構図で明るさを変えて、ふんわりした感じを出したつもりです。

 

 前回の画像よりヒゴタイがはっきりした画像がありました。

 

 ナナホシテントウを見つけました。

 すっかり貴重な植物になってしまいました。大事にしたいものです。

 


彼岸花など

2023-09-27 18:38:42 | 花 昆虫

 9月も終わろうとしています。やっと涼しくなりかけていますが、なかなか撮影に行けずグウタラやっています。なので例によって古い蔵出し画像を投稿します。いずれも9月に撮ったものです。

 初めて流し撮りに挑戦した画像です。この場所はほぼ新幹線が最高速で走っていますので、とてもスピードに追いつかなくて「のぞみ」も、のぞみどおりに止まらず、手前の彼岸花も何なのか分かりませんですね。

 

 緩い棚田でダイサギと併せてみました。良いポジションに来るのを待って撮りました。

 

 ホテイアオイ(分かりませんよね)をバックにしてます。

 

 黄花の彼岸花をモノクロで仕上げています。妖艶な雰囲気を出そうとしていますが如何でしょうか?

 

 最後は数年前に大分県久住で撮ったヒゴタイに止まったアキアカネです。

 なかなかブログらしい投稿になっていませんが、しばらくはこのスタイルでいきます。


マクロの世界(2)

2023-09-09 18:21:32 | 花 昆虫

 春先に撮った何処にでも咲いている2枚のゴマノハグサ科の花を投稿します。

 オオイヌノフグリとアメイロアリ??オオイヌノフグリは花の径は約8mmくらいでフグリという名前の由来は男子の大事なところです。詳しくはwebなどで調べて下さい。

 これは、フラサバソウと言って、江戸時代に渡来したとありますが、明治になってフランス人のフラさんとサバさんから名前付けられたそうです。しばらくはなかなか見つからなかったそうですが、最近全国的に広がって道ばたで良く見つかるようになったそうです(山渓ハンディ図鑑:野に咲く花より)。

 花の径は前のオオイヌよりグッと小さく3mmほどしかありません。萼に多くの棘があるのが勇ましいですが、私も今年本種の存在を偶然知りました。


お散歩撮影

2023-09-05 17:30:43 | 花 昆虫

 今日は当地(九州)では凄い雨が降りました。もうすぐ秋でしょうかね。

 昨日はカンカン照りで、近くの神社へ散歩に行き、川面の土手にセンニンソウが咲いていたので、久しぶりに変形菌以外の写真を撮ってきました。

 センニンソウは毒があり、触れるとかぶれたりするので注意が必要なのだそうです。

 普通に撮りましたが、一応前ぼけと背景に注意してます。

 キムネクマバチが盛んに訪花していました。花粉を一杯付けています。SS1/1000でも翅が止まりません。

 最後は水面の反射を入れてみました。センニンソウは山際の林縁部でよく見かけますが、川の土手で撮ったのは初めてでした。F値をいろいろ変えてみましたが、F4.5、露出補正+0.3が私の好みでした。