森にうずくまる

自然風景を投稿します。(Warter droplets in Water droplets)

山散歩(20241125)

2024-11-25 18:14:10 | 花 昆虫

 さて、健康のため山を下ばかり見ずに黙々と歩いているという話をしましたが、ちょこっとだけ気になったものはカメラを向けています。ただあまり考えずに撮っていますので、ただ撮っただけですのでご理解願います。

 

 ヨウシュヤマゴボウ、限られた時間にしか朝の光が入らない瞬間に出会いました。もう実もおちていますが、後ろの赤くなった葉をバックに撮ってみました。ヨウシュヤマゴボウなんかにカメラ向ける人ってあまりいないかと思います。

 

 

 

 光が当っていた時間はほんの2分くらいだったでしょうか、バックの色を組み合わせてみました。

 因みにゴボウって名前が付いていますが、毒がありますのでご注意ください。

 

 この時期に弱々しく飛んでいた黒い小さなシジミチョウがいた、とっさにこれはクロツバメシジミと察して撮ってみた。

 ただ、最近(でもないかな)タイワンから侵入したムシャクロツバメシジミという似た奴がいてこれと見分ける必要があったが、私にとってはなかなか厄介な代物だった。先のクロツバメシジミは九州では海岸近くの極限られた地域に生息していて、地域変異もあり、さらに後翅裏の赤斑が消失したもの(地の島というところで撮った写真あり)もあり準絶滅危惧種となっている。

 細かな話は省略して、この写真はやはりクロツバメシジミのようだ。

 

 なかなか羽を広げてくれない。やっと少しだけ広げてくれた。やはり後翅表に弦月形の青白斑列があった。ムシャにもあるようであるがかなり弱いのかもしれない。

 少し話に念が入りすぎましたが、こういうのを見つけるとウズウズしてしまいます。

 

 閲覧注意!!

 おまけ、ちょっと晴れた日の陽向にヤマカガシがいた。藪のなかに入ったのでピントが合わなかったが綺麗な(?)毒蛇である。

 


ミゾソバとむしたち(20241110)

2024-11-10 16:38:17 | 花 昆虫

 今日は朝からドンヨリとして少し肌寒い天気でした。年々落ちていく体力を少しでも維持しようといつもの森にでかけ、下ばかり見ずにいつもより多くひたすら歩くことに専念してきました。

 日曜日とはいえ人影はまばらで、出会ったのはワンちゃんを連れた中年のご夫婦一組だけでしたが、問題は犬を繋いでないので、犬が苦手な私はブルに似たその犬を見ただけで立ち止まってしまいました。

 そして、その犬は立木におしっこをした後、私に向かってうなり声を上げて向かってきそうになり、慌てて奥様が犬に「そっちに行ったらダメ」と言って、首根っこを掴んで止めたので、私としては一安心です。森の入口には「犬は繋いで散歩しましょう」と立て看板があるのですがね・・・

 さて、情けない話はこれくらいにして、今回はいよいよミゾソバ最終回です。同じような写真の連続ですが、最後ですので我慢してご笑覧下さいませ、ませ。

 

 

 

 

 

 

 

 閑話休題。近くに咲いていた。鶏頭もこうやって見ると気持ち悪い?

 

 

 パー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ラブシーンではありません。アリはコミュニケーションが好きですし、餌を渡しているのかもしれません。

 

 

 ここからはさらに倍率を上げて撮ってます。

 

 

 

 

 最後の5枚はキャノンの古い高倍率のマクロレンズを久しぶりに使ってみました。ピントが薄紙一枚の深さしかなくAFも使えないのでMFですが、今回の写真でアリがらみの写真は全部MFです。

 ミゾソバは今回で最後ですので、これでもかっ!ってほど沢山投稿しました。お疲れ様でした。

 


初秋の散歩

2024-11-04 21:05:26 | 花 昆虫

 今日も朝晩は冷え込み、日中は夏日で汗ばむほどの陽気で、自律神経が錯乱状態です。

 過去に何を撮影したか確認してみたら11月は意外にも被写体が少なくて苦労しているように思います。

 といった訳で、今回は少し前にいつを最後に乗ったか忘れてしまった安物の折りたたみ自転車(メードイン・チャイナ製イギリスのBMCのロゴが入っている)の埃を払い、タイヤに空気を入れて散歩に出掛けたときに撮影した画像を投稿します。

 なので、何の脈略もない写真ですがご笑覧下さい。

 なお、途中少々残酷な写真もあるので閲覧ご注意ください。

 

 前に投稿したセンニンソウの種子です。白鬚が仙人のようなのでこの名前が付いたそうです。

 

 小さな流れの脇に生えていたヤナギタデ、よくみると清楚です。

 

 蕊が円谷英二(若い人は知らないかも)の怪獣みたい(かも)。

 

 

 拡大するとやはり清楚。

 

 セイタカアワダチソウの花は満開で、その中にイナゴ(ツチイナゴ?)がいた?

 よくみると春によく見かけるヤマトシリアゲがいる。だいたいヤマトって頭につくとどこにでもいる普通種が多いが、これも例外でなくてあまり目立たないだけの虫であるが、肉食で結構キモい風貌をしている。

 

 このイナゴはすでに亡骸となっていて、ヤマトシリアゲが長い口吻を後脚あたりに差し込み給餌しているものと思われます。

 すこし残酷シーンかもしれませんが、生き物の生業(なりわい)でこうやって命が循環しています。イナゴは華やかな花に囲まれて見ようによっては幸せな一生を終えたようにも見えます。

 

 これも外来種のブタナのようです。

 

 正面からしか撮れなかったトンボ(なので種不明) 

 写真撮影のための外出とカメラを持っての散歩の明確な違いはわかりませんが、散歩は健康のため身体を動かすことがメインと考えるのが妥当でしょうね。でも、私の場合被写体を見つけるとそこに留まってしまうのでやはり区別が付きません(^0^)

 久しぶりに自転車に乗ったら、とても気持ちが良いのと、普段車で通り過ぎる道でも何かしら発見があって、また乗ってウロウロしたいと思いました。でも、家に帰り着いたころにはおケツが痛くて変なカッコで歩いていました(^0^)

 

 


ミゾソバとむしたち(20241101)

2024-11-01 22:01:11 | 花 昆虫

 さて、ブログなので今日の出来事から書き始めようとしたとき、最近は天気か病院ネタとなってしまうことが多いですね。今もメッチャ雨風が吹き荒れていて、明日も続くようです。

 さてさて、今回はミゾソバの美しさに目覚めた勢いで、続編です。

 ただし、ブログ用に調整した画像はなんとなく色がギスギスしてしまいます。その辺りを織り込んで頂いて閲覧頂ければ幸いです。

 

 といいつつ、いつもの裏切り画像です。コサメビタキです(よね?)目の前に現れました。

 

 チャバネセセリ

 

 

 イチモンジセセリ

 

 ヤマトシジミ

 

 う~ん、色が・・・。ヒメアリのピントが・・・

 

 

 

 

 

 

 偽色でしょうか?、マクロレンズにベタベタくっつけているからでしょうかね。

 ミゾソバ、まだ続きます。我慢して下さい。


ミゾソバとむしたち(20241025)

2024-10-25 11:12:48 | 花 昆虫

 天気が良いというのに撮影に行けてない。風邪をひいてしまって、もう5日目、水泳やってるお陰で、体力が付いたのか、微熱で済んでいるがやはり若いときに比べて治りが遅い。

 元気になればもっともっと泳いで体力付けて、風邪なんかに負けない身体作りをしたいもんだ。

 さて、今回は前回に引き続きミゾソバ第2弾です。

 

 アカタテハが来てました。新鮮個体でしたので越冬前の個体でしょうかね。

 

 雰囲気を変えて・・・

 

 

 手前に木道の柵があったので、上から比率を変えて入れています。

 

 雄蕊の花粉がハッキリ見えます。

 

 花の構造がイマイチよくわからないのですが、なかの蕊?にフォーカス。

 

 花の付け根の腺毛。

 

 中にアザミウマがいた。時に害虫となるが、花粉を食べる種も多い。大きさは1~2mmと小さくて、動き回るのでピントが合わない。

 

 

 

 

 アザミウマは種の名前ではなくグループの名前、昔、子供たちが薊(アザミ)の花で遊んでいたら中から小さな馬のような虫が出てきた。そこから薊の馬となって、アザミウマとなった。とさ。

 昔の子供は目が良かったのかな。