森にうずくまる

写真を通して主に変形菌、花、昆虫などの生き物や自然風景を投稿します。
(チョウトンボ)

梅雨の合間の生き物たち

2024-06-30 09:45:48 | 花 昆虫

 今日は日曜日、外は曇っていますが風が強く木々が揺れていますが、昼前には縁起担ぎの行事がありまして、出掛けなくてはなりませぬ(ちょっと苦手)。

 さて、投稿が前後しますが、今回は少し前に公園で撮影した生き物たちを投稿します。まぁ、ドラマチックでもなく、物語風でもありません。九州の平地ではこの時期こんなのがいますって、ところです。

 

 ハラビロかどうか、まだ幼いカマキリですね。

 

 前に1回投稿した記憶があります。チュウガタシロカネグモです。何故かこの蜘蛛は美しいと思っています。

 

 これはお初です。クロスジキヒロズコガだと思います。いわゆる小蛾類ですね。

 

 横から見るとこんな感じ、翅の先端のタテガミみたいな刺毛が粋ぶっているように見えません?

 

 トビモンコハマキだと思います。普通の蛾です。

 

 閑話休題。ミツバだと思いますが、とても小さな花です。ピントが合っている花にとても小さなアザミウマがいるのが見えます。ざっくり見てモトジロアザミウマのようですが間違っているかもしれません。

 

 ドクダミに止まったハグロトンボ♂。

 

 翅を少し広げると、真っ黒でもないことが分ります。

 

 カノコガ?これも種類が多いみたいで言い切れませんね。

 

 前に登場したヒメウラナミジャノメがノジトラノオ?に止まって吸蜜してます。

 

 一瞬ジェット機みたいなポジションにきたのでシャッターを切りました。

 

 さて、最後は今まで十分あまり美しくもなく、むしろ気味悪いと思われる写真ばかりでしたが、今日の最も気味悪い虫です。恐らくクサカゲロウの幼虫だろうと思います。

 仕留めた獲物の亡骸を背中に担いで動き回ります、身を守るための保護として利用しているみたいですが、叙情的に見れば贖罪を背負って生きているようにも見えます。


春の生き物アラカルト

2024-06-23 11:14:27 | 花 昆虫

 梅雨本番、先ほどまで豪雨でしたが今は小康状態です。遠くの山肌には切れ切れの雨雲がゆっくりと流れています。

 さて、梅雨を利用して写真の整理をしていますが、今回は5月下旬から6月の上旬にかけて撮った生き物を投稿します。アラカルトですからほぼ脈略はありません。

 

 エサキモンキツノカメムシ、舌をかみそうですが、背中(中胸小楯板:背盾板)のハートマークが特徴。

 

 山道で見つけたハナミョウガ。

 

 相変わらずのコフキゾウムシ。原版はキリッとした画像でしたが、何故かアップするとボケ~っとするのは何故でしょうか?

 

 相変わらずのルリシジミ。

 

 コミヤマミズオドリハマキモドキって、恐ろしく長~い名前。とても小さな蛾でオドリって名前があるとおり、トリッキーな動きをして見てると面白いです。そのくせ割と警戒心が強い感じで遠くからしか撮らせくれません。かなりトリミングしています。

 

 ナミアゲハが続きます。夕方山裾でじゃれあっていました。

 

 2頭いるのがわかりますか?

 

 シンクロナイズド。

 

 いつもながら珍しいものはありません。梅雨の間のご愛敬ということでご容赦のほど。

 この原稿を書いている間に、再び豪雨となってます。遠くの山肌は全く見えなくなりました。


タンナサワフタギに来た昆虫、ハナアブ、キツネアザミ

2024-05-27 10:03:22 | 花 昆虫

 今日は久しぶりに未明から激しい雨、台風1号が梅雨前線を刺激したか?

最近は晴れ続きで、森はカラカラの状態で、変形菌のへの字も見当たらない、かもしくは私の目がおぼつかなくなってきたせいかもしれない。

 とにかく昆虫たちも年々少なくなって、平地の草むらは寂しくなってきた。温暖化とはいえ人の手の余り入ってない山地なんかはそうでもないのかもしれない。

 で、今回は前回の続きでタイトルどおりを紹介します。

 

 タンナサワフタギの樹冠の中(低木なのでうずくまって入った)にはクロヤマアリ?

 

 ヒラタアブ。ちょっとファンタジーに撮れた。つもり。

 

 

 陽の当る場所で何かが何かを捉えている。調べたらLaphria flava (キヌバネハナアブ)らしい。

 ネット情報でもほとんど出てこない。名前はハナアブだが、肉食のようだ。

 

 捕捉されているのはどうやらコメツキの仲間らしい。

 

 横からの図、生き物の生業。

 

 これも知人の方が見つけた植物、調べたらキツネアザミらしい。春はノアザミがほとんどだが、これは属がキツネアザミ属で属レベルで異なる。

 

 総苞下部の総苞片は突起が顕著。花の形状を化粧道具の眉掃(まゆはき)に見立て、江戸時代にはキツネノマユハキまたはマユハキアザミと呼ばれていたとのこと(ネットからコピペ)。

 今回は何故か「である」調になってしまった。のと、ちょっと撮影に手を抜いた感あり。


春の野草と虫たち(2)

2024-05-09 07:59:30 | 花 昆虫

 昨日はホントに北風が強く、寒くてどうなっちゃったのかなぁ~と思うほどの天気で、ハガキを出しに行っただけで家にず~っといました。

 一昨日、未熟な変形菌の子実体がどうなったか見に行ったときに、どうしてもカメラ(4/3)のAFがあっちこっち行って合わないので、ストレスを抱えたまま過ごし、何となく睡眠不足気味で、昼までボ~っと過ごし、AFの設定をいろいろ試していました。

 と、いつもの前置きとは関係ありませんが、4月12日に撮影した花と昆虫を投稿します。

 今回も虫、しかも毛むくじゃらの毛虫が出てきますので、昆虫嫌いの方は閲覧注意です。

 

 シロノヂシャもしくはノヂシャです。野っ原に沢山咲いている極めて小さな花です。

 

 トビイロツノゼミ、日本いるツノゼミはあまり派手ではありませんが、外国産はツノが面白い格好したものがあります。

 

 毛虫以外種名など不明です。青が綺麗だったので載せました。ピントがややボケです。

 

 バッタの幼虫、ググったらダークブッシュクリケット?って出ましたが、あまり当てになりません。

 後脚の腿節(人の太もも)が若いのに黒くてマッチョなのが素敵?です?

 

 これは、かなり大きめなイモムシの腹節、これも不明。気門あたりと背側あたりの模様が面白い?です?

 

 前にも登場したヘリグロホソハマキモドキ、前より少し飛び傷みしているらしい。

 

 クロウリハムシ、農業害虫で有名なウリハムシの仲間。

 

 やはりタンポポには目が行きます。

 

 なぜか花が下向き。ヤブニンジンに来たアリさん。

 

 同じく、アリさんが沢山せっせと働いていました。

 さて、少し時間的に遅れ気味の投稿が続きましたが、最近は野っ原に行っても昆虫が少なく、草だけがボウボウと生えて、あまり撮影には不向きな感じです。

 次回は先にぼやいていた変形菌の顛末を投稿予定です。

 

 


春の野草と虫たち

2024-05-06 15:58:31 | 花 昆虫

 今日は、GW最終日、個人的にはほぼ無関係のはずですが、天気が良いと公園や森にも親子連れや老若カップルなどをチラホラ見かけます。でも、今日は未明から雨で、朝、ほぼ雨もあがってきたので森に行きましたがやっぱり誰一人見かけません。こんな日に森に行くなんてやっぱり変人?

 というのも、昨日いつもの森の反対側で、今年初めての変形菌の若い子実体を見つけて、雨でどうなったか調べに行ったのです。

 さて、いつもながら前置きとは全く関係ありませんが、遡って先月9日にいつもの公園で撮影した花や虫たちを忘れていたので、投稿します。

 

 スイバの雌株。

 

 拡大すると、結構綺麗?

 

 雄株。まだ蕾。

 

 花粉のような・・・

 

 アメリカフウロ。花の直径約5mm

 

 昭和初期に帰化した1年草、種子を面白い形で作るので神輿草ともいう(野に咲く花)。

 

 ナナホシテントウの春。

 

 ウンカ?ヨコバイ?の幼虫?礼儀正しい?

 

 コガネムシ。

 

 公園の駐車場に咲いていた「サトザクラ」(という札がついていた)。恐らく地域の俗称。

 

 

 

 怪しげな蕊?

 アメリカフウロの種子の写真は数年前に撮っていますが、探すのが大変なので、今年撮るか、探せたら投稿します。

 変形菌の若い子実体は雨に濡れたようですが、少し変色してましたがまだ成熟してないようでした。

 変形菌は人気がないので投稿するかどうかは思案中。