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森にうずくまる

野草、昆虫、変形菌などの自然風景を投稿します。ヒメレンゲ

ミヤマウズラ(マイクロフォーサーズ)

2024-09-30 21:33:34 | 

 先ほどの投稿に続き、同じ被写体を後の別の日にマイクロフォーサーズで撮影した画像を投稿します。

 前回の投稿画像はフルサイズにエクステやクローズアップレンズをつけて撮影しています。

 同じような写真が続きますが、微妙に設定などを変えてますので、見てみてください。

 

 前回より開花した花が増えています。

 

 

 この日は光が刻一刻と変化しました。

 

 

 

 

 深度合成してます。

 

 光の加減を変えたつもりですが、前と変わりませんね。

 

 今度はやや右側から光りを当てています。

 

 今度はほぼ正面からの光です。

 

 ほぼ逆光です。

 いかがだったでしょうか、深度合成無しもそれなりの味わいがあり、深度合成によって全体の輪郭が明確になります。

 また、光の方向によって印象が変わりますよね。

 前回に比べて、今回の方が細胞の一個一個の粒までハッキリ撮れたような気がします。

 今回はマイクロフォーサーズに軍配が揚ったような気がしますが、じゃ、全ての撮影でそうなるとは限らないようです。

 結論は、どの機材を使った方が良いかは分らない(^0^)、ということになります。いかに状況の変化に合わせて機材をチョイスするか、難しいですね。

 で、やっぱりワンちゃんと西洋お化けに見えませんかねぇ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


ミヤマウズラ、アキノタムラソウ、イヌホウズキ

2024-09-30 15:21:21 | 

 昨日、いつもの森の水辺でイボクサという可哀想な名前の野草をうずくまって撮影していて、立ち上がろうとしたときに、肋骨の縁あたりに痛みが走り、ちょっとギクッとなった。立ち上がると直ぐに痛みが治まったが、何となくギクシャクしている。まぁ、受け入れるしかない歳である。

 といった訳で、今日は一日家にいて身体を休めています。とてもネガティブな書き出しで始まりましたが、概ね毎日好きなように生きています。

 さて、今回はいつもの森で時々出会うご婦人から教えてもらった、ミヤマウズラを主体に、同日撮った表題の写真を投稿します。ミヤマウズラについては、数日間いろいろ撮り直したりしてますので後日また投稿します。

 

 日陰で時折陽が射す場所で楚々と、咲いていました。

 

 天気にもよりますが、この日は暗かったので、弱く照明を当ててみました。

 違いが分らん?バックを暗めに出来ます。

 

 右端の株が三輪ほど開花してました。なんかおもしろい顔してません?

 

 深度合成しました。

 

 照明を正面付近から。これが素直でいいかな?(個人的感想)

 

 方向を変えて、下から2輪目に焦点を当てて深度合成してます。

 

 照明を反対(右側)から当てて、色温度を少し暖めにしてます。

 

 やはり正面からの方が素直で良いかと。ところで、何に見えます?

 私は、真ん中は耳の長いワンちゃんに見え、他は西洋お化けに見えます。

 

 アキノタムラソウだと思いますが、ハルノタムラソウとかナツノタムラソウとかあるそうです。

 ブルーが綺麗です。

 

 ちょこちょこ見かけるイヌホウズキ。もっと綺麗な花があったら良かったのですが、雨あがりで水滴がついているのを選んでみました。

 今回は以上です。ミヤマウズラは他にも撮っていますので同じような写真ですが、後日投稿します。

 やっと、涼しくなってきました。時間をかけてジックリと撮影できれば良いのですが・・・

 

 


アキノタムラソウとアキノタムラソウコブアブラムシとキンミズヒキ

2024-09-27 15:11:10 | 花 昆虫

 昨日は、昼前に近くのスーパーが「スーパー木曜日セール」ということで、5%引きだったので行ってみた。そこの中にある鮮魚屋のパック入りのにぎり寿司が安くて美味いのである。小袋に入った無料のわさびと醤油も忘れない。ところが、ガリがない。店員に訊くちょっとした勇気も面倒なのでガリは諦めた。

 年金生活なので余裕はないくせに、こういう安売りの日を狙ってはあまり行かない。しかし、どうだろう、あまりの客の多さにビックリしながらの買い物だった。この客の多さから昨今の物価高騰の様子が如実にうかがえる。先日、わさびでお腹を壊したので、わさびは控えめにして寿司を食べた。いつものように美味かった。

 ちょこっと昼寝して、夕方前にはジムのプールへ行き、1300mほど泳ぎ、後はひがら一日家でゴロゴロ。

 

 こんなふうに書くのがブログなのでしょうかね。

 さて、今回は表題の写真を暑い日に汗みどろで撮ってきましたので投稿します。なのであまりハッキリした写真ではありませんが我慢して下さい。そのかわり植物、アブラムシ、アリの関係性のウンチクを垂れませう。

 

 アキノタムラソウ(シソ科)について興味のある方はすみませんが、遠くからの花全形はネットなどで調べて下さい。ヒメアリが沢山集まっています。どこにでもいるアリです。体長は1~2mmでとても小さいです。

 

 アリが何かに触れています。アブラムシです。アブラムシは江戸時代にそれを潰して髪の毛につけてテカテカにしたことから、アブラムシと名付けられたという説があるようです。写真のアブラムシはまだ幼いようです。

 

 左上に翅つきのアブラムシが見えます。秋になると翅のある♂が出現します。それ以外にも脱皮殻が沢山見られます。

 

 こちらでは若いアブラムシにアリが近づいて何やら触っています。

 

 

 別のアリたちも寄ってきます。モテモテのアブラムシ君ですね。

 

 画像が悪くて分りにくいですが、茎の上の方には翅つきの成熟した♂のアブラムシ君がいて、これにもアリがやさしくなでなでしているようです。そのちょっと下には幼虫がいますが、背中の後ろの方に黒いトゲのように見えるものがあります。これは角状管といいます。

 このように、アリとアブラムシはとても仲が良いのです。アブラムシのことをアリマキ(蟻牧)ともいいますが、アリにとっては、アブラムシのお尻から出る甘露を頂いています。一方、アブラムシは体表も柔らかく、外敵から身を守る術を自力では持っていませんので、昆虫の中では強いアリたちに守ってもらっているのです。

 そして、このアリはその形態からおそらくヒメアリであることに間違いないと思います。一方アブラムシはこの写真だけからでは同定(名前を決めること)は無理ですが、アキノタムラソウコブアブラムシとしました(便宜上)。

 その理由はアブラムシは特定の植物を寄主とするものが多くて、その植物の名前を冠するものが多いからです。例えば、セイタカアワダチソウヒゲナガアブラムシとかヘクソカズラヒゲナガアブラムシとかです。

 でも有名なモモアカアブラムシなど、何にでも付くアブラムシもいますが、この辺の話になるととてもゴチャゴチャしてきますので省略します。

 といった訳で、とにかくアリとアブラムシは仲が良い、とだけ憶えて下さい。

 

 と、偉そうにウンチクってみましたが、私は学者ではないことを付け加えておきます。

 

 続いて、同じ時期に見られたキンミズヒキ(バラ科)です。因みに通常良く見られるミズヒキはタデ科です。

 

 すみません、これも全形はネットなどで調べて下さい。

 

 実です。

 やっと秋っぽくなってきました。草花もようやく華やかになりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


いろいろ雑多(9月上、中旬)

2024-09-25 22:51:09 | 植物 昆虫 ネコ

 朝夕、すっかり涼しくなって、撮影にも気合いが入り始めました。

 でも、明日からまた少し暑さが戻ってくるような、気が滅入りますね。

 さて、今回は表題のいろいろ雑多なものを投稿します。

 

 マユタテアカネ

 

 一脚AF BKT撮影したものをソフトで深度合成。

 

 ハシカグサっていうらしい。花の直径2mm。

 

 

 ヨウシュヤマゴボウの花にきていたハマダラミバエの仲間?(全く自信がありません)

 

 

 すっかり定着したタテハモドキ(春型)

 

 やっとこさ、翅を少しだけ広げてくれた。

 

 ヤブラン、薄暗いところにあちこち見られる。

 

 まだ蕾だが、開いてもちょっとだけ。

 

 ヘクソカズラの花、やっぱり腺毛だらけ。

 

 おまけ、漁港近くにいたネコ、綺麗なネコだったが人慣れしていない。

 といった訳で、今回はなんの脈略もない雑多な写真ばかりでしたが、まぁ、気楽に見てやってくれましたでしょうか。

 ほんとに年々暑い日が長くなり、高齢者(だけではないかも)にとっては、辛い季節となりましたが、そんな時こそ汗ブリブリかいて熱い物でも食べて、元気になりましょう!

 

 

 

 


渓流にて(8月上旬)

2024-09-21 23:01:01 | 風景 昆虫 植物 蜘蛛

 今日は午後から曇ってきて、夜になって雨が降ってきました。嬉しい!!雨乞い踊りが効いたようだ。

 ただ降りすぎても困ったもんで東北や能登では水害が出ているらしい。

 で、写真を整理してたら、涼を求めて8月に渓流までいって撮った写真があり、その時はなんもいいものがないと、放っておいた写真が出てきたので改めて見てみると、まあまあ綺麗かもと思い直して遅ればせながら投稿してみます。

 

 前回からの続きのヌスビトハギ。まだ蕾が多かった。

 

 アズチグモ。

 

 

 蜘蛛そのものより、背景が勝手に良いのかなぁ、と思いました。このポーズはまるでイカが逃げるときのように見えましたが・・・

 

 好きな蜘蛛。チュウガタシロカネグモ。色が綺麗(と思っている)

 

 帰りに見つけたオニヤンマ、さすが最強のトンボだけあってこの風格。

 

 

 この大きなエメラルドグリーン(でいいのかな?)で睨まれたらオオスズメバチもオドオドかな?

 最近はオニヤンマ君なるもの(似せたもの)が蚊、ブヨなどを回避させるため服や帽子に付けている方がいるようですが、その効果についてはいろんな意見があるようです。

 実際、蚊やブヨなんかは視覚ではなく身体から発する二酸化炭素なんかの嗅覚で寄ってくるし、オオスズメバチはときにオニヤンマを襲うこともあり、返って呼び寄せてしまう、という説もあるようです。

 しかし、「こういうものを付けてアクセサリーとして流行することは決して悪いことでは無いとおもいます」みたいなことを、九州大学総合研究博物館の丸山宗利准教授も新聞記事で仰ってます(勝手に引用してすみません)。