ようやく雨があがり、遠くの山肌が見えてきた。空も少し明るくなってきて澄み切った空気が山肌の緑を引き立たせている。
ただ残念なのは、数年前までは何もなかった山肌に巨大なメガソーラーが見える。ライフラインなので何とも複雑な心境ではあるが・・・
さて、今回もタイトルのとおり投稿します。今回は飛翔シーン、とお馴染みの恋の駆け引きですが、遠くから撮っているのと、同じような写真が連続しますので、さっと流して下さい。
お尻からですが、明るさも十分で比較的良く撮れました。しばらく続きます。
別個体。ピントがやや甘いですが恐らく♀。
さらに別個体。
さて、恋の駆け引き。上が♀、下が♂(前胸背の黒点の位置で区別が付きます)。
♂が右側から回り込みました。♀もそれに合わせて向きを変えています。
急いで♀が上に逃げます。♂は呆然としてます。
しかし、意を決して♀を追いかけます。この♂は根性があります。
何故か♀が戻ってきました。気が変わったのでしょうか?右が♀です。
♂が右に回り込んで接近しました。
触角でチャンバラを始めました。いよいよでしょうか?このパターンでいつも裏切られています。
チャンバラは♀の方が強いようです。頑張れ!!♂。
この後、♀が踵を返すと、さっさと飛んで逃げていきました。いつになったら♂ちゃんは成仏できるのでしょうか。死んでも死にきれない気持ちでしょうか。
結局、私は交尾が成立したのを見ていません。撮影は鳥屋さんが一緒の時もありましたが、一人の方が成就したカップルをいとも簡単に撮影していました(´д`)。
さて、オオキンカメムシは次回でとりあえず一端終わりにします。動画アップできれば良いのですが・・・
オオキンカメムシの春、今回も春は来なかったようですね。
他人事とは思えない物語で、身につまされますね~。
私が写真を撮る時の基本の、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる方式は通用しないようです。
やはり、いくら頑張っても縁が無いとダメなんですかね~。
オオキンカメムシの交尾行動をネットで調べようとしましたが、よく分りませんでした。このままだと♂が浮かばれません。
風まかさんは若い頃、触角でチャンバラして、いつも勝っていたのではないでしょうか。
次回はオオキンカメは最後で、今までのことを動画にして貼り付けようと奮闘中です(といってもなかなか身に入らずモヤモヤしてますが)。
>風まかさんへ... への返信
はい、チャンバラはいつも負けてばかりでした。
若い頃は、「水も滴る良い男」と自負していましたが、
周囲からは誤解されるタイプの様で、空回りばかりで虚しい時代でした。
私は最近集中力が無くて、何かを調べてみようと思っても、少し間があくとその何かを忘れてしまって自分で呆れてしまいます。
歳は取りたくないですね~。
私は甲虫の飛ぶ姿、好きです。足を広げたまま飛ぶ姿って、ちょっと間抜けな可愛さがないですか?特に、後ろ姿!
それと、カメムシが飛ぶときは、下翅だけがスライドして出てきて飛ぶのですよね?それも面白いです。
前回、ニシキキンカメムシを見たといいましたが、正しくは「ニシキキンカメムシの5齢幼虫を見た」です。間違えてごめんなさい。訳あって知人から預かり、1週間わが家にお泊りしていきました。その後知人は、ちゃんとその山にニシキキンカメムシを返しに行きました。どうぞこれを読んだ方は、この件ご内密に・・・<m(__)m>
>森うずさん、への返信
こんばんは。
この時は正確ではありませんが、10~15mくらいの距離から、マイクロフォーサーズに40-150ズームレンズの150mm側で、2倍のテレコンで撮ってますので、フルサイズ換算600mmになります。キンカメは2cmくらいですので、とても小さくしか撮れなくて、トリミングをかなりしています。
飛ぶときは後脚をお相撲さんのシコみたいにするのでユーモラスですね。
え~っと、私の認識では普通のカメムシは半分薄い上翅と薄い下翅を連結して飛んでいると思います。連結はチョウなんかと同じだと思います。キンカメの場合は中胸小盾板(背盾板)が背面全体を覆っていて、その中に翅(上、下)が収納されていて、飛ぶときは背盾板からスライドさせて飛んでいると思います。
ニシキキンカメはそういう経緯だったのですね。それにしても相当の虫好きに違いありませんよね。5齢ということは越冬前ですよね。いや、一度は生きているところを見たいものです。昆虫ではありがちな標本にしてしまうと色が褪せてしまうと思います。
600mmですか?あんなに小さな虫をぶれないで、よくピントが合わせられますね。すごい!上翅と下翅が連結してるのか・・・スライドして出てくるのは、かっこいいです!
最近知人の撮影した、オオキンカメムシの卵・孵化後の1齢、2齢の写真を見ましたよ。とっても強烈でつややかな朱色をしていました。
そうです、その知人とはニシキキンカメムシを連れてきた人です。大変昆虫を愛していらっしゃいます。そして自然も大切にされています。
私の周りには、生き物を大切にされる方がいっぱいいて、勉強になるし楽しいし、私は恵まれてるなと思います。
>森うずさん、こんばんは!... への返信
再コメです。
前のコメントで、連結して飛ぶという表現をしましたが、誤解があったらいけないと思い、調べ直しましたが、ハッキリとしたフックで上翅と下翅を連結させるのはハチ目のようです。ただ、私の記憶(あまりあてにはならない)では蛾のある種では確かやはりフックを使って連結して飛んでいる種があった記憶があります。また、チョウなんかは上翅と下翅が一部重なり合って、連動して動かして飛翔しています。カメムシはよく分りませんが、なんらかの機構で上翅と下翅が連動していることが想像できます。
チョウの新鮮個体の標本を作った人だったら理解しやすいと思いますが、展翅板上で上翅を引き上げたとき下翅も同時に上に上がってきます。このことから上翅と下翅が構造上で連結(と言う表現で良いのかわかりません)しているものと考えられます。
以上、連結という表現が誤解を与えそうだったので捕捉しましたが、ややこしいですかね(^0^)
私もオオキンカメの産卵シーンと初齢幼虫の写真を撮っています。現在、投稿準備中です。