昭和50年代初期まで 沖永良部島の大晦日の夜は、葉ニンニクを使った「にんにく炒め」方言で「ヒルアギ」が島民の年越しのご馳走だった。
豚肉や島かまぼこ等々の食材と葉にんにくをフライパンで炒めると、何とも言えないにんにくの香りがたまらなかったものです。
昭和50年代以降、家族にサラリーマンがいる世帯では仕事場でにんにく臭がすると敬遠され 近年では中々にんにく炒めを食べる機会がありません。
その昔、沖永良部島の皆さんは殆どが関西に仕事を求めて就職をしました。
阪神電車に乗っていると、島の方言が飛び交い 近くによると懐かしのニンニクの匂いを感じたものです。
今でも沖永良部島の郷土料理と言えば「ヒルアギ」ニンニク炒め、、ですね。