日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

毎日が週末生活のはじまり

2017年04月01日 | travail
4月のはじまりは
雨の降る寒々しい日になった

いつもどおり部屋の掃除をしながら
職場から持ち帰った荷物を片付けた



昼ごはんの後で
短い昼寝をして
目が覚めた時

自分でもよくわからずに
もやもやしてるものの正体が
わかった気がした



今回の退職は
契約満了と再採用されなかったことによるもの

不採用という結果が仕方ないとしても
7年半の勤続に対する
きちんとしたねぎらいの言葉さえなかった

"新体制に変わるため"
"総合的に判断して"
正当な理由で決定した不採用であるなら
その決定を下した後は
腫れものに触るように扱うのでなく
正々堂々と
長年の勤続に対するねぎらいの言葉を
掛けてほしかった



初対面の者でなく
今まで何回も
契約更新と再採用を繰り返しながら
長年勤めてきた者を不採用にしたんだから
"総合的に判断して"だけじゃ
なかなか納得できないけど
それでも
今までの勤続に対する
誠意のこもったねぎらいの言葉があったなら
あれこれ勘ぐることなく
もっとすっきりした気持ちで
去ることができたんじゃないかと思う



例え非正規でも
誠心誠意で業務に取り組んできたし
職場に愛着を感じていた
だから
1日の仕事が終わった時のように
一言「お疲れ様でした」じゃ
悲しすぎる

その程度の会社だったんだよと人は言い
なぐさめてくれるけど



昨日の晩 夜ふかしし過ぎちゃったから
今朝は寝坊した

今日と明日は
いつも通りの週末として過ごすとして
月曜日から
規則正しい生活を心がけないと

村上春樹風に言うと
好むと好まざるとにかかわらず
当分の間
毎日がこうなるのだから



♪あしたは 土ようび
♪あしたは 土ようび
♪天気は どうかな?
♪なにしよう
♪夜ふかし していい
♪金ようび



夕方
買い物に出た時にポストを覗くと
会社から餞別の品が届いてた
本当はこれを
長の付く人から
ねぎらいの言葉とともに
手渡されることを
期待してた

最後の日に現れてした
挨拶を聞けば
もう最後は自分の昇進のことしか
考えてなかったんだなと
思わずにはいられない

ざっくばらんな雰囲気は
昔も今も変わらないかもしれないが
忌憚なく物を言う熱血漢は
遠い過去の話か



BSで『ウェストサイド物語』をやってた
1961年作だから
50年以上も前の映画だけど
今見ても本当にいい

♪トゥナ〜イト トゥナ〜イト



宝塚版が見たくなる
初演は1968年
1999年に稔幸率いる星組が
再演したのを最後に
再演されてないようだけど



生の舞台はもちろん
映像でも見たことないけど
「トゥナイト」や「マリア」
「アメリカ」といった名曲を全部
歌ってくれるのかな

アメリカの移民の物語だから
今 上演すると
キャッチーと言えなくもないよね
社会的になり過ぎるかな