そんなわけで2月になった
映画も割引になる
ファーストデー
ロシアの小さな村が舞台の
『私のちいさなお葬式』
観ました
近年は
高齢者が主人公の映画が増えたし
中年の乙女心も
現実感を伴って
観るようになってきた
原題は
『Thawed Carp』
"解凍された鯉"
物語の冒頭で
主人公エレーナは
元教え子が釣り上げた大きな鯉を
強引にもらわせられる
主人公エレーナは
元教え子が釣り上げた大きな鯉を
強引にもらわせられる
どうしたらよいものかと
とりあえず冷凍庫に入れ
再び解凍したら
ピチピチと跳ねだした
上は一人息子のオレク
都会で成功し多忙
エレーナが倒れた時
5年振りに帰郷した
アントワーヌ(仮名)と
重ねながら見つつ
鯉が引き起こす騒ぎなどを経て
ピカピカのアウディに乗った
ビジネスマンの顔から
次第に息子の顔へと
変わっていく様子を見守った
最初は仲が悪いのかと思った
隣人のリューダは
本音をぶつけ合える親友
ちょっと濱田マリに似てた
歳を取らせた濱田マリ
バラエティに富んだ棺桶の中から
真っ赤なのを選び
夫の墓の隣りに
墓穴を掘らせ
リューダの孫に乗せてもらって
葬式の振る舞いのための
買い出しに行き
葬式計画がばれ
リューダとともに現れた友達と
4人で料理して
死化粧も自分で施して
準備万端
あとは死ぬばかり…
葬式の振る舞いをアテに
ウォッカのボトルを
空ける勢いの2人
エレーナは時々ちょっと
キャシー・ベイツに見えた
↑
今年はなるべく
パンフレット買わないことにしたのに
赤いかわいい表紙に
思わずジャケ買い
田舎を離れなければよかったと
思わず言い放ったオレクに
エレーナはカーテンを開け
ここに住んでるのは老人と
アルコール依存症者だけよ!と叫んだ
でも
エレーナの
田舎の素朴な暮らしぶりを
なんだかいいなあと思いながら
見ていた中年の乙女心
母親の
子供がいくつになっても
とりあえず何か
食べさせなくちゃと思うところ
万国共通なんだなと思った
毎度遅うなりまして
堪忍
2月もとりあえず
こんな調子で