日曜絵かきの散歩道 “doucement,doucement”

日曜絵かきは楽しくて孤独 青空に誘われてつい散歩に
“ドゥスモン、ドゥスモン(ゆっくり、ゆっくり)”

散歩道のコスモス/your name.

2016年10月10日 | 散歩道
そろそろコスモスが咲いてる頃と思って
散歩道へ
ちょっと見ない間に こんなに咲いた



1か月前は
こんなにチビだったのに



ピークには早いと思うけど
咲き終わった花がまじるよりも
蕾がまじる方を選ぶなら
今頃がいいかな



今日はバスが何台も止まってるなと思ったら
中学生の写生大会のようだった
保護者が見に来る行事でもないのに
休みの日にやるのかと不思議に思ったけど
最近の中学生事情は知る由もない



生徒数の多い学校なのか
はたまた1校だけではないのか
どこへ行っても
中学生がレジャーシートを広げてて
落ち着かないから
今日のところは早めに退散



それに
今日こそはこの映画を見なければ
3連休中に見ようと思ってるうちに最終日
同じ監督の前作を映画館で見そびれたから
今度は絶対に見たいと思って



開始時刻の15分前くらいに着いて
発券機でチケットを買おうとすると
満席に近い状態だった
満席の映画館なんて かなり久しぶり

既にほとんどの人が席に着いている中
自分の席の方へ進んでいくと
ちょうど反対側からも
中学生くらいの女の子2人が進んできて
空席2つに3人という状況になった
チケットを見せ合いっこして
首をひねっていると
先に座ってたやっぱり中学生ぐらいの女の子2人
黙ってひとつ横にずれた



やれやれ やっと座って
さっき見せ合いっこした子に
小さな声でごめんねとあやまった
間違えた当人たちは何も言わず
ポップコーンをガサガサポリポリやり始めた
まいった

この映画をかなり大雑把に言うと
高校生たちの恋愛が壮大なスケールで描かれてる
だから
中学生たちに挟まれて見るのは緊張した
主人公たちと同世代くらいのこの子たちは
私よりもきっとずっともっと
何かをリアルに感じてるんじゃないかと思って



この前みたいに涙が止まらなくなったら
どうしようと思ったけど
中学生たちの横でそれはできないと
目の池にためるに留めた

映画が終わって明るくなると
両隣りどころか大半が
同じくらいの年代の子たちだった
ちょうどそういう時間帯だったんだろう
いつも見てるブログの会社員の女性が
2度見て3度目も見る勢いだったし
大人の多い時間帯もあるはず



こんなにすごい脚本
誰が書いたんだろうと思っていたら
監督自身が書いていた

でも本当は 前作の方が好み



小説も
結末が気になって
一気に読みたくなるものよりも
一文一文を楽しみながら
読み進められるものの方が好き

風呂読み用カバーを付けた
風呂につかる時間が長くなった










帰ってきたテレビ

2016年10月09日 | 日記
テレビなし生活は1週間で終了
わが家にテレビが帰ってきた
と言っても実は別人
だから今日はテレビの設定しながら
窓ぎわビアガーデン



修理見積もりに出してあったテレビは
基板交換に2万円以上かかると連絡があった
何十万円もする大型テレビならいざ知らず
私の使ってたサイズのテレビだと
新品を買うのとあまり変わらない金額
買って5年を超えてるし
思いきって買い替えることにした

まずは同梱部品のチェックから
自分で設定できないと
お金かけて
出張サービスを呼ぶことになるから
やけに慎重



それにこのテレビ
実は展示品限りのを買った
最新モデルじゃなくても構わないし
上位モデルを安く買えるならと思って
聞けば展示されたのもつい最近だと言うし

慎重に進めたわりには
地デジとBSのケーブルを差し間違えてて
ちょっとあせった
それを除けば 設定自体は自動だから
あっけなく終了



笑点
新司会は春風亭昇太になったんだ



てなわけで テレビを見られる環境が
無事戻ったわけだけど
一難去ってまた一難 発覚

外付ハードディスクは
テレビ本体が変わると改めて登録が必要で
登録し直すと
録画してあったデータは
すべて消える



修理で基板を交換した場合も
中身は初めましての別人になって帰ってくるから
たぶん同じことが起こるわけで…
まったくもう
最近の電化製品ときたら

おまけ
ぐでさん 箸でつままれ続けた4日間
















7巻を読み終えた

2016年10月08日 | 
ムーミン7巻を読み終えた
子どもも読める本だし
その気になれば もっと早く読めたろうけど
トーベの素晴らしい描写を
一文一文味わいながら読みたかった
なんて言って
毎晩風呂に入りながら
数ページずつ読んだせいもあるけど



ムーミン谷を離れて
灯台のある小さな島で暮らすムーミン一家

ムーミンパパは父親の威厳を保とうと
トレードマークのシルクハットから
灯台もりの帽子に替えて奮闘



皆が家に帰ってくると
ママはいつも家にいると決まってる
とパパに言われて
たまには変化も必要ですわ
と返すムーミンママ



ムーミンは小学校の高学年か
中学生ぐらいのお年頃かなと思う
確かな自立心が芽生えてる
仲良くなりたいと願った"うみうま"たちに
"太っちょのウニちゃん"だとか
"タマゴダケぼうや"だとか言われる
初恋に敗れた少年のよう



ミイだけは相変わらずマイペース
キャラクターグッズもいっぱい出てて
人気キャラのミイだけど
あまり好きになれなかった
原作を読んでミイの本当の魅力がわかった



ムーミンシリーズを実際に読んで
「子ども向けの本」とは呼べなくなった
大人をうならせるようなところが多々ある

翻訳の絶妙なのにもいつも感心する
昭和の翻訳は
例えばコーヒーカップのことを
"コーヒー茶わん"とか
単に"茶わん"とかいうふうに訳してあって
それがなんとも物語の雰囲気に合っていていい



さあ 8巻へ行く前に
いよいよ




静かなる暴君

2016年10月07日 | travail
静かなる暴君
今日ふとその名が思い浮かんで
職場の上司をそう呼ぶことにした
もちろん 密かに



年度のはじめに
今年度は前年度と違い 皆さんの意見を聞く
と言ったのは 嘘だった

彼は
極力コミュニケーションを排除した伝達方法を
生みだした

課員1人1人に
棚を区切った小さなスペースを与え
伝達事項を文書にして
随時放り込む



その棚は もともとは別の目的で設けられ
そっちのメリットは大いにあった
だけど多用するあまり
上司と課員のコミュニケーションは
格段に減った
そしてまた課員同士のコミュニケーションも

棚を頻繁に覗きはするけど
そうやって棚経由で与えられた指示は
直接の指示と違って
どうしてもタイムラグが生じるから
絶好のタイミングを逃すことも ままある
さっきまでちょうど来てたのに てな具合に



上司のそのまた上の長のつく人は言う
職場に自分と合わない人がいても
2〜3年で異動するから
それまでの辛抱だと思って
俺は今までやってきたと

でも私は思う
それは定年までの雇用を約束されてる
正規の人の考え方だと

期間契約の非正規は
その人が異動する前に
自分が消えるかもしれない身



静かなる暴君に強制されてる
契約書でいうところの「他業務の応援」に
きゅうきゅうとするあまり
本来の自分の担当業務を
おざなりにするところだった
危ない危ない

今日は途中から相方がいなかったから
息抜きのしょもない冗談も言えずしんどかった



指示に従い
がんばって数字を上げても
評価されるのは正規の人だけ

でも私が本当に言いたいのは こっちかな

小さな会社の社長だって
そんなふうに高みの見物を決め込んだりしないで
もう少し身を削りますよ

兄弟の中の特定の子ばかりかわいがると
兄弟仲はギクシャクするものですよ

10月6日の何でもない日記

2016年10月06日 | 日記
通勤のとき
ゆっくり歩く余裕があればいいんだけど
たいがいダッシュになるから
10月に入ってもまだ汗をかきかき通勤してる

日の出が遅くなって
同じ時刻の太陽が
夏の頃よりも低い位置にあるから
奥までまんべんなく日が差し込んで暑い



でも今日は帰りはかなり涼しかった
いつも鞄の中に入れていて
着ないままだったカーディガンを
慌てて取り出した



職場を出ると真っ暗
なんて日もじきだろう

そしてまた冬至が来て
冬至を過ぎると日が伸びはじめて
1年なんて本当にあっという間



昼休みに同僚が
2才の子が「だめ」と言えず「まめ」になる
という話をした



今はめちゃくちゃな人生を送っているあの人も
かつてそうだったことを思い出して
あわれに思った
誰だって
小さい頃はかわいいものだけど