中国貴州省とそこで暮らしている苗族トン族等の少数民族を紹介しています。

日本人には余り馴染みのない中国貴州省と、今私が一時滞在中の雲南省や大理白族自治州大理古城について

雲南省昆明市の書店その2

2016年02月04日 | 雲南省

私は以前は貴州省凱里や貴陽市に3年ほど滞在していたのですが、その際も、必ずの様に雲南省で冬を過ごしていました。云わば避寒ですが、日本ではこの避寒と云う言葉には余り切実感が無いかもしれません。また、避寒と云う言葉もあまり一般的ではないかも知れませんが、中国は場所に拠り寒さも厳しい上、暖房もない地域も多いので、寒さを避けて暖かい所で冬を過ごすと云う事はそれなりに切実感がある様な気がします。  

1989年に昆明市で語学留学していた事もあり、雲南省昆明市は私にとり大変懐かしい場所であり、中国の中では一番訪問した回数の多い都市でもあります。考えて見ると、今年で私は雲南省で合計8回目の冬を過ごす事になります。昆明市を訪れた際、立ち寄るのはたいてい決まった場所で、私が語学留学していた雲南民族学院や雲南大学がある場所、翡翠公園、建新園がある花鳥市場周辺などです。 

雲南大学、雲南師範大学、民族大学がある大学街周辺には本屋や喫茶店も多く昆明市に立ち寄った際には必ず訪れる場所です。大学生も多い事もありこの周辺には個人経営の個性あふれる本屋が集まっています。

  大像書店。割合最近出来た本屋の様です。中に喫茶店があり、ブックカフェの様になっています。

 中はかなりの広さがあり、一部は講演会等も行われる催し物のスペースもあります。日本の書籍(注:中国語に翻訳された物)も多い。


「東京の独立珈琲館」等と云うとても珍しい本も置いてあります。


ここでは。講演会、演奏会等も行われるそうですが、私は残念ながらその様な催し物には参加した事はありません。

 

カフェの部分。以前は書店とカフェの部分の区別が無かったのですが、近頃は二つに分かれています。昆明市の珈琲の値段は、何処でも高いのですが、ここの珈琲も高い上、不味い。


この本屋は他の店に比べ鳳凰週刊、中国新聞週刊等の週刊誌が置いてあるので、良く立ち寄る店です。この店も、日本の書籍(無論中国語に翻訳された物)も多いです。個人経営の書店は一般的に日本の書籍が多いように想います。


講談社(?)から出ている「中国の歴史」の中国語翻訳本が置いてあるのには吃驚しました。このシリーズは、大理市下関の書店にも置いてありますが、一体誰が買うのかと心配になります


ここは古本屋の様な店ですが、新刊本も2,3割引きで売っています。本の品揃えもユニーク。

12月末昆明市に立ち寄った際、これらの本屋で買ったのは、中国新聞週刊と云う週刊誌ですが、この雑誌では、たまたま「中国留守児童現状調査」と云う特集記事を組んでいました。6月に昆明に行った際には「原味雲南」と云う本を買いましたが、こう云う本は他の本屋では、なかなか手に入りません。

 



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