新潟久紀ブログ版retrospective

R5.11.20-R5.11.26新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
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●令和5年11月20日(月)
国はスクールサポートスタッフを倍増するというが単に予算規模の議論にして欲しくない。枠が増えても人口減少が進む地方では学校現場の実情や守秘、公正公平等を心得た人材の確保は難度が高い。副業なども含め意欲有る適材が生活できる収入モデル提示で地方への移住をもたらす仕組みも考えて欲しい。

●令和5年11月21日(火)
新潟県の阿賀野川より北に位置する市町村の首長と知事が政策課題について意見交換する会合に出席した。地域事情により発言項目は別々だったが、そうした現場感のある多様を括って調和を目指すのが広域行政体としての県の醍醐味だ。基盤となる信頼関係がひざ詰めでの語り合いから醸成される過程を見た。

●令和5年11月22日(水)
聖籠町の果樹団地内を歩いた。シーズンを終えて閑散とする夕暮れのブドウ園では、葉が枯れ落ちて枝ばかりになった木々の外形を見ると、昨冬の局地的ドカ雪による被害の陰は感じられない果樹棚の様子であり、猛暑による影響もコメ農家ほどは聴かれず、自然相手の営農の対応力は実に強かとお見受けした。

●令和5年11月23日(木)
新潟県への移住定住促進対策の担当課長だった時、特に若い女性が来て住み続けてもらうには、地域で当然とされているような風習等を洗い出して今の時勢においてどうなのかオープンに話合うことが大事だと感じていた。京都府のNPO法人テダスさんが同趣旨の「集落の教科書」を広めていると聞き膝を打つ。

●令和5年11月24日(金)
自然災害への収入補償にどこまで公金支援ができるかは難しい。ドカ雪や豪雨など「未曾有」が当たり前で局所で大損害リスクが高まる昨今でも、保険や共済の枠組みを割高感で嫌うならば、また、時々に都合の良いスポット的支援だけを望むならば、各々でクラウドFなど新しい資金調達の活用を会得しては。

●令和5年11月25日(土)
スーツは既製品に合うように同体型を30年近く維持しているが、首回りの割に腕が長いのでワイシャツのサイズが悩みのタネだ。大手販売店で特異なサイズは製造を止めたと聞き落胆していたら、アピタのビジネス売場でふと見ると多様なサイズが揃っていて感激。スキ間で顧客を得る生き残り戦略を垣間見た。

●令和5年11月26日(日)
若い頃はジョンメレンキャンプなど泥臭いロックが定番だったが、真逆の様な「ABC」のマーティンフライのダンディズムにも痺れたものだ。久々にアルバム「#アルファベットシティ」を聴くと殆どが破局の歌なのに開き直りを感じさてくれる。80年代は辛いことがあってもやり直せる気分にさせる時代だった。

(「R5.11.20-R5.11.26新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式「R5.11.27-R5.12.3新発田地域振興局長の細々日記」続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea

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