新潟久紀ブログ版retrospective

R6.4.1-R6.4.7新発田地域振興局長の細々日記

新潟県の出先機関に身を置き、少しは地域のお役に立ちたいと思う日々。
****************************************************************
●令和6年4月1日(月)
令和6年度の初日にあたり新発田地域振興局職員へ話したのは「危機への向き合い方」と「ワンチームとしての意識」。自然災害のみならず昨年の官製談合発覚も踏まえて日常業務に潜む危機に注意すること、専門分野ごとの縦割り業務ではあるが地域振興という大きな目的を意識した情報発信等をお願いした。

●令和6年4月2日(火)
加治川治水記念公園へ出張ついでに立ち寄るとソメイヨシノはまだ蕾だが、雪残る飯豊連峰を眺めつつ、数キロにも及び堰堤に立ち並ぶ桜の樹々が満開になるのを想像するだけでも清々しい気持ちにさせる。私のようなヨソ者が桜の季節だけでなく通年で訪れられる楽しみ方の私案を今年度中にまとめてみたい。

●令和6年4月3日(水)
新発田地域における県としての振興策に関する週次打合せを新メンバーで開始した。経験的に役所で企画する仕事は「5月までの段取りと仕込み」「12月までの成果獲得」が肝要と心得つつ、自主事業の効果最大化や支援する地元活動の持続化と自走化に向けて"実効"ある取組を展開しようと認識合わせをした。

●令和6年4月4日(木)
厚労省がモデル就業規則で副業を認めて5年経つが、正社員の副業実施率は7%と右肩下がりという。情報漏洩や過重労働、離職誘発等のリスクを嫌う"ムラ"意識が垣間見える。人口減少の下で労働供給制約の瀬戸際に至るも移民政策等には戦略を持たず、企業等の個別奮闘が奏功するのを待つばかりでは歯痒い。

●令和6年4月5日(金)
羽越本線全線開通100周年を機に沿線の活性化を考えようと巡る旅も、新発田地域を超えて更に新潟県との境のシンボルである山形県の鼠ヶ関へ。20数年ぶりに灯台直下の鳥居に臨み鐘を鳴らしてみる。新潟県北の日本海沿岸のこの美しさが昨今頻発する地震と津波に侵されることのないよう心から祈りながら。

●令和6年4月6日(土)
調査会社イプソスモリによる28か国調査での「人類が遂げた様々な進歩について最も知識が少ない人が将来を最も悲観」を引用するなどして悲観論の有害性を説くコラムを読むと、悲観論を予言のように実現させる犯罪などを思い起こす。役所では抑制的思考が必要だが、どんな時も楽観の見い出しに努めたい。

●令和6年4月7日(日)
食事メニュー2つだけの新潟市「早亀食堂」へ未賞味の「ハンバーグ定食」を試しに出かけた。休日でもあり営業開始30分前から10人以上が並ぶが第一陣に入り込めた。牛豚7:3に玉葱の混ぜ加減が柔らかながらも深いコクを引き出し、特製玉葱ソースが味わいを単調にさせない絶品。独自性が品数に勝る好例だ。

(「R6.4.1-R6.4.7新発田地域振興局長の細々日記」」終わり。「へたれ県職員の回顧録」の「仕事遍歴」シリーズで現在進行形の日記形式が続きます。)
☆ツイッターで平日ほぼ毎日の昼休みにつぶやき続けてます。
https://twitter.com/rinosahibea
「活かすぜ羽越本線100年」をスピンオフ(?)で連載始めました。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「局長日々」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事