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かっこちゃん(山元加津子さん)のお話は
いつもいつも
こころにすうっと沁みいります。
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よく思い浮かべるお話のひとつに
こんなお話があります。
娘さんがお腹のなかにいたときに
なんだか、おへそのほうがひっぱられるようだなぁと感じたそうです。
けれど、それがなにか特別なことだと
気にかけることもなく
出産されることになりました。
すると
娘さんは難産の末に
紫色になって生まれられたそうです。
へその緒がぐるぐる巻きになっていたのだそうです。
娘さんは、
小さな頃から、いろんなことが難しかったり
他の子ども達とは
ちょっぴりかわっていたり。
そのたびに
お腹のなかにいたときに、
わたしが、おへそがひっぱられるって
お医者さんに言わなかったからなんじゃないか
って後悔していたそうです。
でも、かっこちゃんは
わたしは
ありのままのこの子が好きっていう気持ちを
忘れちゃってたんじゃないか
おへそがひっぱられるって
お医者さんにお話をして、
そうして生まれてきた子がよかったの?
そうじゃないはずだ
このままのこの子がよかった
ありのままのこの子がよかった
そういう気持ちを
わたしは
忘れていたって
思いました。
といったお話をされました。
わたしは
よく、このお話を思い出します。
子育てしていると
子どもが
小さい頃は小さい頃なりに
大きくなったら大きい頃なりに
いろんなことに直面して
心配だったり不安だったりして
いろんなことを
思ったりもします。
でもそのたびに
ううん、そうじゃない
この「まるごとこのままのこの子」がいいんだ
大切で大好きなんだ
そんなふうに思い至ります。