育児ブログ・ランキング
昨日のことです。
いつも帰宅すると電話をかけてくるはずの花。
この日は帰ったよコールがかかってきませんでした。
今までも学童での掃除が少し長引いたり、ちょっと寄り道していたり、
単純に電話をかけるのを忘れていたりということがあったので、
気になりながらも、そのまま私も帰宅しました。
帰宅すると、どうやら花も帰っているようです。
なぁんだ、やっぱり電話をかけるのを忘れたのね、と思いつつリビングに入ると、
突然花が、
「ママ、ごめんなさいっ

私、ママの大切なものを落としちゃったの

」


私もとっさにわけもわからず、ちらっと棚の上など見てみましたが、
私の大切なもの?そんなのリビングにあったっけ?という感じ。
だけど、花はそれはもう必死で、話しながら涙が溢れそうになっていました。
「とりあえず、落ち着いて。何がどうしたの?」
と聞いてみると、どうやら髪を結んでいたシュシュを落としてしまったようなのです。
学童に行き出してから、上級生のお姉ちゃんたちの影響を受けて、
今までとは違うファッションにも興味を持ち始めた花。
お姉ちゃんたちの真似がしたくて、あれが欲しい、これが欲しいということも増えました。
とはいっても、何でも買い与えることはしたくなかったのと、
物を大切にすることを教えたかったので、
敢えてシュシュは”ママのを貸してあげる”というスタンスだったのです。
(欲しい欲しいとねだるおもちゃつきのランチなども、
すぐに飽きて大切にしないので私は極力注文しません)
それまでの花は、朝きちんと髪を結んでいってもいつの間にかほどいてしまったりして、
次の日の朝、結ぼうと思っても2個セットだったはずのゴムが1個しかなかったり、
ゴムそのものがどこにいったっけ?という感じでした。
(部屋のあちらこちらやいろんなカバンから花のゴムが出てくるという・汗)
白いレース素材で、パールとクリスタルのビーズが付いている花もお気に入りのシュシュ。
それを貸してあげるようになってからは、
いつも帰宅したら、「ママ、どうもありがとう

。明日もまた貸してね

」と、
いつもの決まった場所に置いておいてくれるようになりました。
(といっても、今私はショートですし、花のために買ったようなもので、他にも何種類か揃えているのですが)
で、ママの大切なものを貸してもらっていると、大事にしてくれていたようなのですが、
いつの間にかゆるんでしまい、
マンションの前まで帰ってきたときになくなっていることに気がついたらしいのです
近くの角まで戻って探してみたりしたようなのですが、みつからなかったようです。
「それで、花はどうしたい?」
と聞くと、探しに行きたいというので、彼女の気持ちを尊重して一緒に探しにいくことにしました。
(自転車

で出かけられることになった風は大喜びでしたが・笑)
学童からの帰り道を探しながら歩きましたが、見つかりません。
とうとう学童までついてしまいました。
もしかしたら、学童に落としているかもしれないから聞いてごらん?といっても、
指導員の先生をはじめ、みんなの視線を浴びてしまってうまくいえません。
それでも、頑張って
「白いシュシュを落としてしまったので、もし見つけたら置いといてください。」
ということができました。
それをいうことができて、ひとまず花の気持ちは一段落ついたようです。
帰り道ももちろん探しながら帰りました。
やっぱりシュシュはみつかりませんでしたが、花の足取りは軽やかでした。
帰宅してからも
「ママ、怒ってる?」
と気にしていましたが、
「ママは全然怒ってないでしょ。花は、シュシュをなくしてしまったことをちゃんと話してくれたし、
結局みつからなかったけど、学童まで探しにいって、出来るだけのことはしてみたよね。
失敗してしまったことは仕方がないけど、そういうときはこれからどうしたらいいのかを考えよう。」
といいました。
そして、この日は夫が終電で帰宅。
いきなり、
「今日、なんか花を怒ったん?」
と聞かれました。
何でも、「ママの大切なものを落としちゃった

」と号泣しながら夫に電話

してきたそうです。
家に帰ってから、いつもの帰ったよコールをするにも、
どうしようと思って私には電話できなかったようです。
それだけ、ママから大切なものを借りているという責任感があったということですね。
ちなみに、昨日いっていた”これからどうするか”の対策かどうかは知りませんが、
今日はシュシュではなくて、カチューシャをつけて登校していった花です(笑)
育児ブログ・ランキング
いつもありがとうございます。
なんと現在2位になっています