今日は娘の音楽会へ行ってきました。
私は、月々わずかな額ですが、
ワールド・ビジョン・ジャパンを通じて、
発展途上国のチャイルドを支援させていただいています。
ウガンダのチャイルドは、まだ幼くて学校へ通う年ではありません。
それでも支援によって彼女の暮らす地域に
学校ができたという報告をいただいて、嬉しく思っていたので、
日本にいる子どもたちが、
こうして当たり前のように教育を受ける機会を与えていただいていることを、
とても幸せに感じるのです。
一方、日本の教育現場という観点でみてみると、
2学期に入ってすぐの保護者懇談会で先生から、
「音楽会では一番たくさんの人数の鍵盤ハーモニカこそ、
全体を支える大事なパートであると子どもたちに伝えてあるので、
ご家庭でもフォローしてほしい」と、重々(笑)お話があったこと、
写真撮影のある学内音楽会や本番前には連絡ノートで、
明日の服装は“自分のお気に入りの服(体操服はダメ)”という連絡があったこと、
事前や当日の保護者への案内も、
こんなことまで?という細かさでお知らせがあったことなどを考えると、
色々と思うところはあるのです(笑)
他のお母さんにリサーチしたところによると、
例年、1年生の服装は華美になりがちだそうで、
(学年があがっていくにしたがって、普段着に近い服装になってくるそうです)
特に女の子は、まるで入学式か発表会?という服装が多いそう。
それを聞いて、連絡ノートの内容を間に受けて?(笑)
花のお気に入りの服装でいかせたのが気になって、
「ねぇ、他の女の子たちって入学式みたいな格好で来てた?」と聞くと、
「うん、そういう子もいたけどね~」と軽い返事。
「じゃあ、花もそういう格好がよかったんじゃない?」という私に、
花は、ため息まじりに一言。
「あのね、ママ。ちゃんと連絡ノートに書いてたじゃない。『自分のお気に入りの服装で』って。」
「でもね、他の子は可愛い格好で来てたんでしょ?」
すると、花はますますあきれた様子で、
「だからね、ママ。私は自分のお気に入りのコーディネートでいったから、それでいいの!
それにね、学内音楽会のときは給食もあるし、お昼休みには校庭でみんなで遊ぶんだよ。
そんな入学式みたいな格好で、給食食べるの?校庭で遊ぶの?そっちのほうがおかしいじゃない。」
・・・はい。あなたのおっしゃるとおりです
アナライザーちゃんな花は、先生のおっしゃられたことを、
きちんとそのまま理解して、尚且つ、自分はこうだというのをしっかりもっていて、
他人の価値観にぶれません。
それに比べてぶれまくりの私(苦笑)
音楽会の当日は、給食がないということと、
音楽会が終わったら下校ということで(笑)、
いつもより若干おしゃれをしてでかけてくれた花です。
(だけど、他の女の子はおしゃれさんでしたし、
男の子もスーツ姿やネクタイ姿の子が多かったです~)
それはさておいて。
最初の5年生の歌声を聴いた時点で、すでにうるっときた私・・・。
子どもの歌声って、こんなにも心を癒してくれるものだということに、
初めて気が付きました。
技術の上手い下手ではないのです。
もちろん、ウィーン少年合唱団のような
練習を重ねた素晴らしい芸術と呼べるようなものもあるでしょうが、
やはり子どもの歌声は天使の歌声。
音楽のもっているチカラを改めて感じました。
5年生の子どもの中に、特別学級のお子さんがいらしたのですが、
そのお子さんがまた素晴らしくって
満面の笑みで体を揺らし、その場を楽しんでいるのが伝わってきましたし、
合唱では大きく手拍子をしながら、
合奏ではすずを担当して、自分のできることで120%参加していました。
緊張して、ときどき大きく息を吸い込みながら、
一生懸命歌って演奏していた花の姿も、胸に焼き付けてきました。
胸を張っての鍵盤ハーモニカです。
そして、花が
「私が頑張るところも見てほしいけど、
6年生が本当に素晴らしいから、絶対最後まで見てね。」
と何度もいっていた6年生の出番。
学内音楽会でみた6年生の姿にえらく感動したようです。
1年生のかわいらしさ、一生懸命さも見逃せませんが、
あと5年の間にこんなに成長するものかと、先の楽しみをいただきました。
そうそう!
6年生の指揮者の先生が、真っ白いジャケットと蝶ネクタイで登場して、
場を沸かせました。
その時の子どもたちの笑顔ったら☆
聞けば、花の担任の先生も指揮をしてくださったのですが、
ジャケットの前を開いたお腹のところに
「えがお」というメッセージが貼られていたそうで、
どの先生もあの手この手で、
子どもたちの緊張をほぐそうと工夫をしてくださっているんだなぁと、
その心のつながりに、とっても温かい気持ちになりました。
そして、最後の「終わりの歌」が始まる前、
6年生全員が、一斉にピアノの方を向きました。
「○○先生、今まで6年生のためにありがとうございました。
今から最後の合唱です。最後までよろしくお願いします!」と全員で挨拶したのです。
その一瞬、うつむいた先生の様子から、これはサプライズだったのでは?と思いました。
その瞬間、私までうるうるきてしまいました。
小学校生活最後の音楽会。
今までの練習の成果をみてください!というよりも、
まず支えてくれた人への感謝。
その思いが、心を揺さぶりました。
人への感謝って、こんなにも感動を誘うんだ!
つい人は自分の頑張りを認めてもらいたいと願ってしまうけれど、
私も常に感謝の心をわすれてはいけないと、子どもたちに教えられました。
歌も演奏も、どの学年も素晴らしかったですが、
それ以外のこともたくさん伝わってきた、とても感動的な音楽会でした。
私は、月々わずかな額ですが、
ワールド・ビジョン・ジャパンを通じて、
発展途上国のチャイルドを支援させていただいています。
ウガンダのチャイルドは、まだ幼くて学校へ通う年ではありません。
それでも支援によって彼女の暮らす地域に
学校ができたという報告をいただいて、嬉しく思っていたので、
日本にいる子どもたちが、
こうして当たり前のように教育を受ける機会を与えていただいていることを、
とても幸せに感じるのです。
一方、日本の教育現場という観点でみてみると、
2学期に入ってすぐの保護者懇談会で先生から、
「音楽会では一番たくさんの人数の鍵盤ハーモニカこそ、
全体を支える大事なパートであると子どもたちに伝えてあるので、
ご家庭でもフォローしてほしい」と、重々(笑)お話があったこと、
写真撮影のある学内音楽会や本番前には連絡ノートで、
明日の服装は“自分のお気に入りの服(体操服はダメ)”という連絡があったこと、
事前や当日の保護者への案内も、
こんなことまで?という細かさでお知らせがあったことなどを考えると、
色々と思うところはあるのです(笑)
他のお母さんにリサーチしたところによると、
例年、1年生の服装は華美になりがちだそうで、
(学年があがっていくにしたがって、普段着に近い服装になってくるそうです)
特に女の子は、まるで入学式か発表会?という服装が多いそう。
それを聞いて、連絡ノートの内容を間に受けて?(笑)
花のお気に入りの服装でいかせたのが気になって、
「ねぇ、他の女の子たちって入学式みたいな格好で来てた?」と聞くと、
「うん、そういう子もいたけどね~」と軽い返事。
「じゃあ、花もそういう格好がよかったんじゃない?」という私に、
花は、ため息まじりに一言。
「あのね、ママ。ちゃんと連絡ノートに書いてたじゃない。『自分のお気に入りの服装で』って。」
「でもね、他の子は可愛い格好で来てたんでしょ?」
すると、花はますますあきれた様子で、
「だからね、ママ。私は自分のお気に入りのコーディネートでいったから、それでいいの!
それにね、学内音楽会のときは給食もあるし、お昼休みには校庭でみんなで遊ぶんだよ。
そんな入学式みたいな格好で、給食食べるの?校庭で遊ぶの?そっちのほうがおかしいじゃない。」
・・・はい。あなたのおっしゃるとおりです
アナライザーちゃんな花は、先生のおっしゃられたことを、
きちんとそのまま理解して、尚且つ、自分はこうだというのをしっかりもっていて、
他人の価値観にぶれません。
それに比べてぶれまくりの私(苦笑)
音楽会の当日は、給食がないということと、
音楽会が終わったら下校ということで(笑)、
いつもより若干おしゃれをしてでかけてくれた花です。
(だけど、他の女の子はおしゃれさんでしたし、
男の子もスーツ姿やネクタイ姿の子が多かったです~)
それはさておいて。
最初の5年生の歌声を聴いた時点で、すでにうるっときた私・・・。
子どもの歌声って、こんなにも心を癒してくれるものだということに、
初めて気が付きました。
技術の上手い下手ではないのです。
もちろん、ウィーン少年合唱団のような
練習を重ねた素晴らしい芸術と呼べるようなものもあるでしょうが、
やはり子どもの歌声は天使の歌声。
音楽のもっているチカラを改めて感じました。
5年生の子どもの中に、特別学級のお子さんがいらしたのですが、
そのお子さんがまた素晴らしくって
満面の笑みで体を揺らし、その場を楽しんでいるのが伝わってきましたし、
合唱では大きく手拍子をしながら、
合奏ではすずを担当して、自分のできることで120%参加していました。
緊張して、ときどき大きく息を吸い込みながら、
一生懸命歌って演奏していた花の姿も、胸に焼き付けてきました。
胸を張っての鍵盤ハーモニカです。
そして、花が
「私が頑張るところも見てほしいけど、
6年生が本当に素晴らしいから、絶対最後まで見てね。」
と何度もいっていた6年生の出番。
学内音楽会でみた6年生の姿にえらく感動したようです。
1年生のかわいらしさ、一生懸命さも見逃せませんが、
あと5年の間にこんなに成長するものかと、先の楽しみをいただきました。
そうそう!
6年生の指揮者の先生が、真っ白いジャケットと蝶ネクタイで登場して、
場を沸かせました。
その時の子どもたちの笑顔ったら☆
聞けば、花の担任の先生も指揮をしてくださったのですが、
ジャケットの前を開いたお腹のところに
「えがお」というメッセージが貼られていたそうで、
どの先生もあの手この手で、
子どもたちの緊張をほぐそうと工夫をしてくださっているんだなぁと、
その心のつながりに、とっても温かい気持ちになりました。
そして、最後の「終わりの歌」が始まる前、
6年生全員が、一斉にピアノの方を向きました。
「○○先生、今まで6年生のためにありがとうございました。
今から最後の合唱です。最後までよろしくお願いします!」と全員で挨拶したのです。
その一瞬、うつむいた先生の様子から、これはサプライズだったのでは?と思いました。
その瞬間、私までうるうるきてしまいました。
小学校生活最後の音楽会。
今までの練習の成果をみてください!というよりも、
まず支えてくれた人への感謝。
その思いが、心を揺さぶりました。
人への感謝って、こんなにも感動を誘うんだ!
つい人は自分の頑張りを認めてもらいたいと願ってしまうけれど、
私も常に感謝の心をわすれてはいけないと、子どもたちに教えられました。
歌も演奏も、どの学年も素晴らしかったですが、
それ以外のこともたくさん伝わってきた、とても感動的な音楽会でした。