無用の用無 失敗の記録帳、こうすりゃよかったのね。

webは失敗回避の知恵でいっぱい。他人には無用の用ですら無い自己中心的な備忘録です。口頭だけでまだ無形な話もあります。

VIA CHIP のPCからwindows98SEをP2V(物理仮想変換) 

2011年06月15日 | Weblog
windows98SEのP2Vについて説明する。この仕事を頼まれた理由を書いておく。実は前の記事のc driveにはwin98がデュアルインストールされていた、c driveにおいたデータにアクセスはできれば問題はないということで、windows98も起動できるようにするデュアルブートのP2Vは行っていなかった。windows2000をP2Vしたのにシステムが壊れてしまっては元も子もないので止めておいたのだ。今度はwindows98でしか動かないプログラムを起動する必要が出てきたのだ。
1)windows98のパーティションだけを独立にP2Vできればよい。
2)一度HD全部のクローンを取ってから必要な基本パーティションだけ残してあとは開放してしまえばP2Vの作業時間が短くなる。
3)以前使われていたPCを再度現役復帰させて、本番作業の前にシステムバックアップを取ろうと前の記事と同じくbig drive対応のSiI ATAカードを挿したまま80GBの手持ちのIDEに、true image home 11でシステムのバックアップ(クローン)を手動で取った。元のドライブの容量は120Gと大きかったが、予め各パーティションからデータを移動し空の部分をつくっておいたので、各パーティションがほぼ比例縮小されてクローンできた。システム領域まで縮小できるとは思わなかった。これは助かる機能だ。
4)最初のパーティションを残してあとすべてのパティションを開放した。IDEのバスドライバがVIAになっている。これではVMWare converterが変換してくれないのでP2Vできない。
5)ハードウェアの追加から標準バスドライバをつかい、VIAのドライバは無効にした。それから変換したがうまく変換できない。(これは私の理屈にあわない。どこかでミスをしているとおもう。いまでは再試行できない)
6)そこでwindows98の環境移行のテクをつかった。VMware上にCDで新規にwin98を最小インストール。windowsのインストールフォルダー名は元のシステムと一致させておく。
7)c-driveをネットワーク共有させ、そこへ元のwin98システムの入ったc-driveの3つのファイルをのぞいて全部をcopy(fastcopyが便利)する。swapファイル(元のシステムでは仮想メモリを使わない設定にしておいた)、古いMSDOS.sysとIO.sys(これは絶対にだめ)はcopyしない。
8)windows98のP2V変換はマザーボード間での環境移行とほとんど同じだ。行き先の仮想環境は古いintel chipのマザーだ。

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